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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

最近、不妊症の相談が増えています。

私の経験では、いわゆる”お血”がたまり
生理痛のあるような方が、
妊娠しにくくなっているように感じます。

この場合、”お血”を取ることで、
妊娠しやすくなります。

またこの場合、子宮内膜症の方が多く、
お血を取ることにより、妊娠につながります。

前回は、飲食不摂による”お血”について
説明しましたが、
今回はこの”飲食不摂”について説明いたします。

”飲食不摂”とは、
甘味過多の食事のことを言います。
甘味とは、主に糖質、脂質など含有炭素の多い、
米、油もの、麺類のことを指します。

例えば、カツ丼のように、
ご飯とトンカツだけで、野菜が少ない食事を
取り続けていると、徐々に太ります。

だんだん太って、身体に熱がたまり、
高脂血症となり、高血圧になります。

この状態を漢方では、
”飲食不摂”により”痰湿”がたまり、
それが”お血”を生んだと考えます。

”お血”になる原因は、”不内外因”でも起こります。

これは、飲食不摂によるものが主で、
食べて太って、”湿”が重なって”熱”となり、
更に”お血”を生むと言う現象です。

一般的に太った方で、血圧が高い場合、
この『湿熱過多のお血』と考えます。
この場合の漢方薬は、清熱利湿剤+活血剤を使います。

前回、”気滞血瘀”の説明をしましたが、
”瘀血”になる理由は、他にもあります。

まず一つ目は、事故、ケガ等が原因でおきる場合。
ケガ、骨折等により急に経絡が寸断され、
そこに”瘀血”が生じます。

ケガをして痛くなるというのは”瘀血”の症状なのですが、
ケガが治っても、”瘀血”は完全に修復しておらず、
天気が悪い日に痛んだり、朝起き掛けに痛んだりします。
この場合の”瘀血”の改善には、活血剤を使います。

また、ギックリ腰のような、
キリキリとした急激な痛みに対しても、活血剤を中心に使います。

この場合の発症因子は、”内因、外因、不内外因”の中の、”外因”になります。

漢方では、気が血を引っ張ると考えるので、
気が滞れば、血も滞ります。
この状態を、”気滞血お”と言います。
今日は、この”気滞血お”について説明いたします。

気が滞る原因は、肝が気を巡らせられなくなった為で、
肝は『怒り』『我慢』によって、働きが悪くなります。
この状態を”肝鬱気滞”と言います。

この時の肩こりの痛みは、張痛(張ったような痛み)になります。
これが長引いてくると”血お”の痛みに変わり、刺痛(刺すような痛み)となります。
また、”血お”の痛みは頑固で、改善するのに時間がかかります。

”お血”をとる漢方薬は、桃仁、紅花が有名です。
”気滞血お”の場合、疏肝理気+お血をとる漢方薬を使います。
代表的な処方に、血腑逐お丸、冠元顆粒等があります。