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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

不妊症は女性だけの問題ではなく、男性にも原因はあります。

西洋医学の検査では、精子の数が少ない精子減少症や精子の運動率が悪い精子無力症、正常な形でない精子が多い場合の奇形精子症、精子を作る能力が低下してしまった無精子症などと診断されます。

東洋医学では、腎が成長・発育・生殖を主っています。
腎の力が弱まることで、精子の数や質、運動率の低下を招きます。

腎の衰えには2つの場合があり

1つは、長期的なストレスや疲労などにより、体の熱を冷ましたり、潤いを与えたりする陰が消耗している場合
そうなると陰部に不要な熱がこもることになり、生殖機能に支障を来たします。
ほてりや寝汗、足腰がだるい、性欲異常亢進などが見られます方が該当します。

もう1つは、体を温めたり動かしたりする熱エネルギーである陽気が低下している場合
そうなると弱々しい体であるので、当然、精子の数は少なく、運動率も悪くなります。
足腰が冷えてだるい、足がむくむ、元気がない、性欲減退、勃起不全などが見られる方が該当します。

腎の機能を補うことで生殖機能そのものを向上させます。


精子の生産が増えても、子宮に届かなければ意味がありません。

気血が不足すると、射精力の低下や運動率の低下に繋がるため、疲れやすい、寝不足、胃腸虚弱などの方は気血を補って、射精力や精子の数、運動率を向上させます。
またストレスなどは気の巡りを悪くさせ、精子の運動率低下を招くので、うまくストレスを発散できず、溜め込むような方には気の巡りを良くさせてあげるようにします。

このように、人によって原因は様々なので、どこの原因があるのかを見極め、それに対して合った漢方薬で男性不妊症を治していきます。
西洋医学で検査に異常が見られなくても、東洋医学的に診れば異常ということもありますので、不妊治療を漢方で試す場合は夫婦一緒にしましょう。