漢方相談Q&A

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病気の悩みを漢方で

ご質問に対するご回答

子どもでも漢方薬は飲めますか?

当然、服用できます。

ただし、年齢・症状に応じて、剤形(煎薬・顆粒・散・丸・錠)を考慮しております。


また、授乳中の子供さんにはお母さんに服用してもらって母乳から間接的に摂取していただくという、いわば「母子同服」という場合もあります。

福田漢方すこやか相談所 薬局・鍼灸治療院  福田 佳司先生

 

長い歴史を持つ漢方医薬学では古い時代から婦人科や小児科は独立した科が立てられ、小児の特徴的な病態や、さまざまな病気が専門に研究されてきました。


すでに今から1,400年以前の中国の隋や唐の時代の総合医学書である「諸病源侯論」、「千金方」、「外台秘要」などには小児科の病気が独立してもうけられましたし、北宋時代の「小児薬証直訣」は小児科の専門書として現在でも大変有名です。


子どもが生まれて12時間後ぐらいに飲ませる日本で考えられた「甘連大黄湯」という漢方薬があります。これは腹中の胎毒を下す作用があるとされ、これを脱脂綿に浸して絞ってのませますと黒い胎糞(かにばば)がたくさんでます。


夜泣き、疳の虫等の神経質なお子さんや、頭部湿疹などに用いられ効果を上げています。


博方堂クメカワ薬局 粂川 義雄先生

 

お子様でも服用量を加減して飲むことは出来ます。


お子様でも症状がひどいときは大人と変わらないぐらい飲んだほうが早く治ることがあります。


これを昔からサジ加減といいます。


特に小さなお子様ほどご自分に合った漢方薬は喜んで飲みます。


治るのも早いことが多いです。自然治癒力が強いのでしょう。


安心して、お子様にも漢方薬はお勧めできます。


ケンコウ薬局 秋江 洋和先生

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