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薬局・薬店の先生による健康サポート
今回の「薬局・薬店による健康サポート」は、茨城県のたばた関本薬局
田畑隆一郎先生著 『漢方 第三の医学。健康への招待』をご紹介。
賢く早く、好ましくない症状をつかんで、“病み上手”になることは健康への早道です。
さまよえる現代人へ贈る、漢方と健康のナビゲーション・ブックです。
たばた関本薬局 田畑隆一郎先生著
源草社 定価1,800円
人はなぜ病むのか、そして漢方薬はなぜ効くのか？
漢方で健康を獲得するための知恵と方法を満載！
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本書の特徴
自らの健康をデザインする。エンジョイ漢方！
- 人類の財産としての伝統医学・漢方は不思議な医学。「なんとなく身体によさそう・・・」とはいうものの、ほんとうに“漢方”のことをわかっていますか？
- 漢方的な見立てのポイント“漢方的ものさし”とはどんなものなのだろう？本書は、一見むずかしい漢方の仕組みやその効き方をやさしく解説し、病気を治すための知恵と方法を満載。
- “漢方”を手中にすれば、治療家も患者も、誰もがいきいきとした漢方ライフを自らデザインできる。
「はじめに」より（抜粋）
・・・西洋医学の発達はめざましく、もはや伝染病は影をひそめ、とくに外科的分野における技術は正に目を見張らせるものがある。しかしそれだけでは対処しきれない病気が激増していることも事実である。・・・
主要目次
- 序章：漢方？
- 漢方、この不思議なる医学
- 第1章：こうして漢方は成立した
- 漢方の成立－中国・日本
- 第2章：漢方薬の利きかた、効かせ方
- 漢方薬とコメの飯は、炊いてはじめて味がする
- どう効く、なぜ効く？漢方薬
- 第3章：漢方の見立て
- 漢方の診断は「証」
- 体力と病毒との力関係。病気の流れ＜陰陽＞
- 闘いの様相＜実証と虚証＞
- 自然治癒力とは、生体内を循環して、生体活動を支えている活動体＜気・血・水＞
- 第4章：診断から処方へ
- 観て、聞いて、問い質して、脈・腹を診て処方の選択＜四診＞
- 第5章：健康への招待
- 人間・このしたたかな者
- 病まないために
- 健康へのいざない
- 巻末特集
- 症状から選ぶ漢方薬
- 漢方処方の手引き
- 生薬の見分け方と効能
1930年 茨城県北茨城市の農家に生まれる。体質虚弱につき薬の道を志向。
日立第一高等学校で牧野富太郎門下の樫村一郎先生に生物学の手解きを受く。東京薬科大学卒。薬剤師。たばた関本薬局（北茨城市）経営。現在1.3ヘクタールの附属薬草園を有機農法により運営。千葉大学東洋医学研究会で漢方講座を聴講し、藤平健、小倉重成両氏に師事、続いて同会講師。常陽漢方セミナー・温成塾、無門塾を主宰。各種研究会、講習会講師。
2000年 漢法論文により薬学博士。
2006年 日本東洋医学会「奨励賞」受賞。
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