漢方の世界では、季節の四季と体の臓器との関連性を重視しています。
例えば春は「肝」、夏は「心」、冬は「腎」そして秋は「肺」となります。
肺は気管支や皮フ・鼻そして大腸と密接な関係を持っていますので
秋の乾燥にともなって、肺が乾燥すると~気管支炎、皮フ炎、鼻炎、便秘
などの症状を発症しやすくなります。そこで乾燥を潤すことに着目して、
この時期ふだんの食生活(食養生)におススメしたいのがキノコ類です!
椎茸・舞茸・エリンギ等 豊富にありますが、特に肺を潤す作用が強い茸として、
きくらげ(木耳・銀茸)がイチオシです。
食欲の秋! いずれも手に入りやすい食材ですので是非献立にくわえてください。
キノコ類は免疫力アップも期待できます。
漢方薬にも肺を潤す生薬が沢山あります。
キノコ類の漢方薬(猪苓、茯苓、霊芝 等)も有りますので、ご相談くださいませ。