一年前から右腰から右おしり、足にかけて、しびれと痛みで辛いというOさん。
座っていて立ち上げるのはできるけど、歩きかけが痛くて辛い。
台所などで立ちっぱなしはできない。
朝起きた時も特に痛い。
何とか足に力は入るし、血管の閉塞は無さそう。
病院では、腰骨の下の方がつぶれて骨の棘ができて
それが神経に当たって痛んでいるという説明。

痛み止めの点滴、湿布、鎮痛剤内服も効果なく
整体や整骨院に通うも効果ががなく、
知人に紹介されてお見えになった。

聞くと、腰からおしり、足の脛の方まで疼くと言う。
よく調べてみると、
腰椎のすぐ横の「福田流夾脊点」「福田流中股点」「福田流上前点」「陽交」に
鋭敏な反応点を検出できた。
ここに刺激を加えると痛いけど気持ちいいという。
治療後、「何だか足が軽くなったみたい」と。
その後、一週間に一度のペースで加療して
一カ月後には、
痛みのレベルが10→2になったという。
現在、レベル「ゼロ」にすべく間隔をあけて治療継続しています。

いわゆる、脊柱管狭窄症や坐骨神経痛、ヘルニアと言われているもので
病院で全く好転せず、こちらでうまくいくケースはしばしばあります。


         

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これだけ医学が発達しても、
これだけ病理が解明されても、
現場では「ようわからん」病気が実に多い。

病院行って、血液検査しても、MRIとっても
心電図とっても、各科まわっても異常なし。

でも、症状はある。
最終的に、自律神経失調と「命名」されて
「精神科送り」で薬漬けが良くあるパターン。

これで良いのか? って思う事も・・・。

こんな時、確かにメンタルから来る場合も多いのですが、
意外と、
首のコリから来ていたり
背中に鋭いポイントがあったりというケースもあります。

コリから、自律神経のバランスを崩すケースもあります。
頸椎からは神経がいっぱい出ていて、自律神経も通っています。

そのあたり治療しながら「自律神経の息抜き」をして、
話をしながら、メンタルの「解放」を図り、
必要に応じて漢方薬もご用意する。

それでOK!というケースもあります。
各科回って精神科や心療内科に たどり着いた方、
そこで、満足していない方は是非、ご相談ください。

   

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頸椎ヘルニアのある方
肩首の凝り痛みが強烈にある。
ヘルニアと凝り痛みの関係は、
どこまで関与しているのかはわからない様子。
職業柄、どうしても首や肩に負担になってしまうらしい。

整形で牽引、鎮痛剤、湿布。
麻酔科でステロイド含有の注射。

いろいろ経験したけれど、
鎮痛剤や湿布では、その場しのぎにしかならず、
効かない時も多い。
牽引も今ひとつ効果なし。

注射も効果のある時もあるけど
さほど効果の無い時もあって、
その一方で、ステロイドの副作用が恐いとのこと。

漢方薬も試してみたけど、
残念ながら、バッチリ!とはいかない。

では、と、針治療で丁寧に「ツボ」を探すことに。。。

この丁寧に探すというのがポイントで、
実は、簡単に見つからないので、熟練さと丁寧さと探す時間が必要。

すると、凝り痛みを再現できるポイントが見つかった。
ここに、針をすると、「こんな感じで痛みます」と言う。
そのまま待つ事10分 痛みが和らいできた。
針を抜いて、首肩を動かしてみて・・・・
「痛みが取れました」

良いですね、福田式針治療。

   

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足の甲にある動脈=足背動脈
この動脈の触知の有無は、下肢の血管の閉塞の一つの指標となります。

その血管の脈の拍動が触れないと
ずっと気になっていた方。

「脈が触れました!」と、喜んで報告してくれました。

足の骨 脛骨と腓骨の間を通る血管を覆うように
後脛骨筋という筋肉があります。
そこを、針治療で緩めてみた結果、うまくいったという報告。

足の冷えや、こむらがえりなどで他に原因が見つからない場合
ここのところに原因がある場合も。。。

神経も通り、血管も通り、難しい治療ですがうまくいきました。
良かった良かった。

   

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梅雨の時期の高湿と低気圧
一日の気温の変化の大きさ
「エアコン負け」
春から頑張ってきて、ようやく落ち着いてどっと出る疲れ

そんなのが重なって、
最近、全身倦怠感・頭痛・肩こり・腰痛・むくみを訴える人が多くなりました。

こんな方には、
「温める漢方」と「温める治療」「灸」「水をさばく漢方」などが効果を上げています。

いつも肩凝りで 桂枝加葛根湯 でOK!という方、
この時期、これではダメ!とのことで、
葛根加朮附湯 にしたらよく効いた。

どちらかというと弱い人に使う処方で平素はよく効いていて、
それよりもっと「弱って」状態が悪くなって、
本来ならば、
もっと弱い人用の「補う」処方でないといけないのに
なぜか、少し強い人用の処方で効くところが難しい。
ただ、今の時期限定で、続けるときっと「薬が勝つ」かもしれない。
ホントに難しい。
でも・・・
少し工夫するだけで、漢方も良く効くものです。
この少しが「さじ加減」なんでしょうね。


         

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