お薬の安全情報が届いて・・・・
ある種の血圧の薬が妊婦さんにはNGだと。
胎児に悪影響が出る恐れがあるらしい。

薬の安全情報が届く度に、合成薬品の影の部分が浮き彫りになってきます。
もちろん、漢方薬も副作用がありますが、
使い方を間違わなければ問題なく、合成薬品の比ではありません。

先日、前立腺肥大のある方が、
「風邪引いても、市販薬飲んだらアカンと言われています。
でも、病院で葛根湯もらって飲んでも全く効かないので困っています。」と。
診たら、葛根湯の証ではない。そら効きません。

いろいろな要因で合成薬品がNGな人に、
東洋医学は応える事が出来ると思います。
ただし、葛根湯の例のように、専門家の診立てが必要です。

   

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腕をあげてみると挙げられる。力も入る。
何ができないというわけでもない。
ただ、服を着るときに袖を通す時痛みがピッと走る程度。
そんな中高年の人は多いのでは。

五十肩や腱板断裂の一歩手前かもしれません。
肩にかかるストレスを早めに取り除いて
未然にひどくなるのを防ぎましょう。
漢方薬や針治療の出番です。

   

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冷え性をどうにかしたくてお見えになった方。
漢方薬での治療を希望された。

腰から下、特に膝から下が両足冷えて仕方ないとのこと。
だからと言って、大腿から足背に至るまで動脈の流れは問題ない。
静脈の流れが悪くなって「浮いている」感じもない。
他覚的には足は温かい。

冷えると感じているだけのようだけど、それが辛いらしい。
イライラも強く、肩や首も凝りが強く定期的にマッサージに行っているとのこと。

どうやら、「気が上る」タイプの人らしく、
上がカーッとなって下が冷えるというタイプらしい。

そこで、気の巡りを良くしたり、肺の気を補ったり、肝を鎮めたり・・。
という手法をとってみたところ、
「冷えもだいぶマシになり、何よりも肩首のコリがなくなった!」とのこと。
マッサージも行かなくなったらしい。

うまく「転がり」だすと、すべてうまくいくようになってくるのが漢方のいいところ。
何か一つだけ治す現代医学と違うところです。

   

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