マスコミや雑誌で、あるいは、本で、
○○には・・・・・・・で解決!。

よく見聞きしますが・・・・魔法はありません。

確かに、臨床現場で、
「一発」で治る事も良く経験します。
しかし、大抵の場合、そう簡単には行かない。

地道に積み上げる事です。
学問と同じ。
「子供の成績があっという間に上がった!」なんて
そんな簡単なら、皆 天才!エライ子ばっかり。
同じです。

中には、そういうケースもあるかもしれませんが、
「地道に取り組む」ことです。

「○○さんが、病院で手術以外ないと
言われていたのに治ったって聞いて」と
アポなしで、昨日も、お見えになりました。

魔法はない旨、診てみないとわからない旨、
完全予約制の旨、説明して、
予約をしてもらって帰ってもらいました。

逆に、病気になるのも、「一日にして成らず」
毎日の積み重ねです。

毎日が「治療」「予防」。
それでも「なって」しまったら、
「治るための手段」を共に考え、実践していきましょう。

 

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ある方、以前より続く腹痛で来院。

病院歴を尋ねると、
胃カメラ検査や血液検査・・・あらゆる検査をして、
「胃が荒れている」
とのことで、胃酸の分泌を抑える薬など
ありがちな病院の処方。
しかし、効果なし!

続いて、「どうやらストレスかな?」と言う事で、
心療内科へ。
ここでは、メンタルの薬がでた。
これも少し良いように思うが、今ひとつ。

確かに現代医療は著しい発展を遂げた。
しかし、合成薬品の効果以上に、
副作用の心配をしないといけない事も多々ある。

ある、偏頭痛の人は「特効薬」をもらったが、
「副作用に苦しんで、とても継続できなかった」と。

どうも、「安易な投薬」が多いように思えて仕方ない。
もっと、薬の恐さを知るべきだし、慎重になってほしい。


眠れないと言えば、睡眠導入剤。
便秘といえば、下剤。
うつっぽいと思えば、精神安定剤・・・・・・。

最近、お見えになる方の、
「お薬手帳」を見て、「ホントに必要?」って思う事 多多。

まずは、背景に何があるか?
どうしてそうなったのか?
どうすればいいのか?

まず、生活環境を整え、
そのあと治療計画を考える。


幸い、前出のお二人は、

東洋医学的診察・・・
問診以外に、舌診・腹診・脈診などより得られた情報を元に
漢方処方で好転された。

自然の恵みの漢方は合成薬品よりやさしいのは明らか。

じっくり、診ないと・・・。


 

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自分は完璧主義かもしれないと思う方へ


それ・・・・やめませんか?やめたくないですか?
完璧主義だと、しんどくないですか?
                
完璧主義だとしんどい事・・・・
例えば、何か行動を起こそうとする時、
目標設定が高すぎて足かせになってしまっていたり、
上手く行かなくて自分が惨めに感じたりしてしまいます。

自分の中で設定した目標をクリアできない事で、
それを受け入れる事ができず、「自分はダメだ」と悩み、
ストレスを感じてしまっている人は多いはずです。 
           
 言ってしまえば完璧なものなど存在しません。  
                           
このような考え方はとても生きづらいものですので、
考え方を変えるようにしたほうが本人にとっても、
周囲の人にとっても楽になれます。                                     
自分の中での目標設定値を少し調整してみてはいかがでしょうか。                    

「成功」とは、あなた自身が出来る事に対してベストを尽くす事であって、
周囲の誰よりも上を行く事ではないのです。
結果として失敗と思えるような体験でも次につながる貴重な「成功体験」です。

自分を過大評価あるいは過少評価する必要などありません。

ありのままに自分を受け入れ、自分への期待を現実的なものにする事
今の自分の能力の限界に見合った期待を持つよう意識することが大事です。
                                    
「完璧」ではなく「最善を尽くす」事を目標にしてみてはどうでしょう。                
             
 医師が全ての患者さんを救えないのも当然、
教師が生徒全員に100点満点を取らせてあげられないのも当然、
人生が全く自分の予定通りに行かないのも当然、
出来ないからこそ、次へのステップがあるのです。   
                   
今後の自分の成長を考えると、「不十分だから死ぬまで勉強」みたいなものです。                
 こういう心掛けを続ける事で、心に余裕が生まれます。

そうなると、楽に人や仕事と接する事ができるようになっていきます。
また、完璧でない自分を受け入れる事が出来たら、
その分だけ、人に対しても優しく温かく接する事ができるようになります。

ミスや欠点を指摘して非難するのではなく、
それらをカバーしてあげられる人になっていきます。
自分自身にも他人にも、足りない所を攻撃するのではなく
今ある魅力を認めてあげられるようになっていく事でしょう。                                          

 

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医療は学習塾に似ているところもあります。

まずは、「自分自身が良くなりたい!」と思う事。

そのために行う努力は、惜しまない事
(寝ずに勉強してしんどくなるのはNG!と同じように
自分なりに、できる範囲内で最大限の努力をするという事)

私の立場・・・・それこそ塾の講師のようなもの

「コツ」を教え「課題」を与え「解説」し「ヒント」を与え
だけど、頑張って勉強するのは本人。

同じです、健康を手に入れる為の、
お薬や治療は施すものの、
それが最大限の効果を引き出すには、日常生活が大切です。
その「コツ」「ヒント」「課題」「解説」・・・
そして、実践するのは本人。・・・・同じでしょ。

薬を出しても、ちゃんと飲まない人もいます。
飲めない理由はいろいろ。

こちらも考え直さないといけない理由もあります。
味が苦い、顆粒は苦手、量が多い、・・・など。

一方、頑張ればできるはずなのに、できない人も。。。
煎じるのが面倒、飲み忘れ・・・・これらは、真剣さが足りない!と思ってしまいます。
でも、それをちゃんと導いてあげるのが私の仕事でもあります。

さらに、日常生活の指導・・・これもなかなかちゃんとできない人が多い。
そんなことしては「効くものも効かない!」って思ってしまう事も。。。

それもこれも、含めて、本人が何をどこまで望んでいるのか?
それを把握しながら進めていきたいと思います。

本人は、そこまで高望みしていないのに、
塾講師は「有名校」に入れようと鼻息荒くしてもダメですよね。

同じです。
本人の望みを叶えられるよう、共通意識を持って
「チーム」「コンビ」のようなつもりでやっていきたいと思います。

いずれにしても、実践できる事をコツコツやっていく。これに尽きます。


 

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以前、ポジティブシンキングはやめよう 
という記事を書きました。
⇒ ポジティブシンキングはやめよう [1]リンク  [2]リンク

今一度、ポジティブシンキングはやめよう!!

どういう事?と思いますでしょうね。
何でも、物事の捉えようでいいように思うことで
気持ちを切り替えよう!というのがポジティブシンキング。

ところが、無理に主観的に良いように思って
「自分をだます、自分に嘘をつく」と、かなりしんどいものです。

ポジティブシンキングでうまく行く時はそれでOK。

でも、ポジティブシンキングで無理があってしんどい時、
それは自分の気持ちを偽って苦しいだけ。

客観的事実に基づいて、思うべし。

例えば、何か大失敗をしたとしましょう。
「ああ、もう駄目だ!」ってなりますよね。

でも、客観的にみると、
それで、「人生が終わったようにはならない」のが普通です。


客観的にとらえる練習を!

       

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