痛みを訴えてお見えになる方は多いですが、
大きく分けて3種類の痛みがあるように思います。
① 坐骨神経痛や肩こり痛などに代表される神経や筋肉、
骨の状態や血管の状態に問題があるケース
② 内臓に問題がある痛み
③ 心の痛みが「どこかの痛み」として感じているケース
①に関しては、血管に問題がないのか?骨に問題がないのか?
神経はどうか?等を考えながら、それらが疑わしい場合は専門医受診を
勧めます。場合によっては紹介状も書きます。
筋肉の「こり」などから来ていると思われるケースでは、
東洋医学、ことに針灸治療が効果を発揮します。
漢方薬併用でさらに効果が上がることもしばしば。
「レントゲンでもMRIでも何もないといわれました。
血液検査や脳のCTも大丈夫でした」というような方で
よくわからない痛みに悩まされている方には東洋医学が
合うように感じています。
②に関しては、内臓をたてなおす事。
そのレベルに応じて専門医受診が必要なケースもあれば
「冷えから」などと言う場合は漢方薬が得意です。
③に関しては、ここのところ良く遭遇するようになりました。
これは、定期的に面接しながら心の痛みに向き合い
「癒やしの針治療」を行いながら、
「漢方の精神安定剤」とでも言うような処方で対応していきます。
それで、徐々に良くなっていくものです。
あなたの痛みをどのタイプでしょうか?
痛みをどう捉えるか
福田漢方すこやか相談所 薬局・鍼灸治療院 (奈良県吉野郡)
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更新日: 2019/06/05 |