痛みを訴えてお見えになる方は多いですが、
大きく分けて3種類の痛みがあるように思います。

① 坐骨神経痛や肩こり痛などに代表される神経や筋肉、
  骨の状態や血管の状態に問題があるケース

② 内臓に問題がある痛み

③ 心の痛みが「どこかの痛み」として感じているケース

①に関しては、血管に問題がないのか?骨に問題がないのか?
 神経はどうか?等を考えながら、それらが疑わしい場合は専門医受診を
 勧めます。場合によっては紹介状も書きます。
 筋肉の「こり」などから来ていると思われるケースでは、
 東洋医学、ことに針灸治療が効果を発揮します。
 漢方薬併用でさらに効果が上がることもしばしば。
 「レントゲンでもMRIでも何もないといわれました。
 血液検査や脳のCTも大丈夫でした」というような方で
 よくわからない痛みに悩まされている方には東洋医学が
 合うように感じています。

②に関しては、内臓をたてなおす事。
 そのレベルに応じて専門医受診が必要なケースもあれば
 「冷えから」などと言う場合は漢方薬が得意です。

③に関しては、ここのところ良く遭遇するようになりました。
 これは、定期的に面接しながら心の痛みに向き合い
 「癒やしの針治療」を行いながら、
 「漢方の精神安定剤」とでも言うような処方で対応していきます。
 それで、徐々に良くなっていくものです。

 あなたの痛みをどのタイプでしょうか?
 

           

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自尊心とプライドは似て非なる物です。

プライドが高い人・・・
他人に認められようとして自分を大きく見せようとします。
これは自信の欠如。

では、自尊心とは・・・・
あらゆる自分を認め受け入れ自分に価値があると思えることです。

自尊心は、様々な生まれつきの性分をコントロールするのに
必要な心です。
他人と比べるのでなく、自分の持ち味を見つけて活かすこと。
自分の感じ方や思いを受け入れ表現すること。
それが大事です。
協調性はもちろん大事ですが、
自分の思いや考えはこうだ と伝えることができて
同調すべきは同調し、
人はどうであれ、
自分なりの思いを遂行すれば良いときはそうする。
そうして自尊心アップを!

 

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自信をなくすと人は生きていけない。
ピンチで、
自分でなんとかできるという自信。
自分で無理なら誰かがなんとかしてくれるという自信。
これらが大事。
自信をなくしてしまうと「うつ」が待っているといっても過言でない。

自分自身の自信を保つには、
何か「できる」と思えること
・身体や気持ちをコントロールできること
・自分が愛されている、必要とされていると実感できること

が必要であり、
自信が持てない人や持てない時にできることは、
以下のことを、ハードルの低いところから達成していくと。

・自分も「快適」「気持ちいい」と思えることで
 他人の役に立つようなことを少しでもしてみる。
 無理せず、できることでOK。(そうじ、かたづけ、草引きなどで良い)
・自信が低下しているときは身体感覚が鈍っているので、
 わざと、ゆっっくり食事するなどして味わってセンサーの回復をめざす。
・有酸素運動をして達成感を味わう。

この、じっくりゆっくり味わうというのがミソなのです。

 

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アルコール・衝動買い・ストレス食い・パチンコ・・・・
様々な依存があります。
止めたいけど止められない。
つらいですね。
不安や恐怖といった精神ストレスと
不眠、睡眠不足、疲労などの肉体ストレスで
人は快楽を求めてしまって
それにしがみついて依存してしまうことがあります。
こんな時、家族や周囲の人は、
よかれと思って忠告しても、
「つらさをわかってくれない」と逆恨みされるだけです。
止める止めないの議論はナンセンスで
受け入れられることはありません。

依存する対象よりももっと素晴らしい「健全な依存」ともいえる
仲間や趣味を見つけて「退屈」「孤独」から開放されるべきなのです。

また、不安、落ち込みに対して、
誰かに相談する事はすこぶるおすすめです。
誰かが自分のピンチを理解してくれていると
思うだけでも救わせるのです。
解決に向かって「伴走してくれる」それがサポーターです。

もし、自分でもコントロールしたいなら、
不健全な欲求が湧いたら、
15分間でいいので、何かに集中してみてください。
たいていは、生理的に15分で欲求は一時的に消えます。

ただ、やはり うまく依存から抜けるには、
支えてくれる人が必要なのです。

 

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動悸・不安・焦りが強烈に起こり
ひどいと過呼吸やめまいなどがおこるパニック。
つらいですね。

パニックを起こしそうなとき、起こったとき

① その場所や人、情報から距離をおくことです。
   ちょっと離れてみましょう。

② 我に返る事が大事なので、
   深呼吸・「大丈夫」と心でつぶやく・誰かに話す・手を握ってもらう
   などして落ち着かせます。

③ ストレスや疲れはパニックを引き起こしやすいので、
   平素から、睡眠時間の確保・自分に合ったストレス発散を。

     

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