健康トピックス 「ストレス」

しゃべる事で頭を活性させると説いてきましたが、
本人が黙ってしまって会話にならない時も当然あります。
そんな時は、「話したくないねんな」と理解して、放っておくしかありません。

ただ、会話の分断は危険ですので、
基本的な声かけ=「おはよう」「ご飯やで」「○○食べる?」などは返事がなくてもしてください。
さらに、世間話を振ってみて、乗ってくるようなら聞き役に、
乗ってこないようなら、ストップして様子見るしかありません。

何か探りを入れるような事を聞いたり突き放すような言い方はNG。
また、本人の一言一言にいちいち反応しなくてもよろしい。びくびくしなくてもOK。
会話さえそれなりにあればOKです。

親やサポーターに余裕がなくなりがちですが、これがNG。「はったり」でもいいので余裕を。
神経質な子は、しつこく聞かれるのが大嫌い。
何か気になる事があっても、「親の余裕」で受け止め、しつこく聞かない事。

子供を信じる気持が大事で、それは確実に伝わります。
親から信用してもらえないと感じる事はNG。
親は不安でしょうが、ここは我慢するしかないです。

本人が何か悩んでいる素振りのある時は、アドバイスNG。また、聞きだすのもNG。

不安や葛藤があって悩むのはいい事です。
あきらめの境地に入ると不安にも蓋をするので悩まなくなります。こうなっては具合が悪い。
悩んでいるときは、そっとしておいて、
本人から話しかけてきて不安を口にしだしたら「聴く」。

聞き出すのでもなく、アドバイスするのでもなく、ただ、聞いて不安を吐き出させます。
そのうえで、
「あー、スッとした。」と言えるようになれば解決は近いです。
弱音を吐かせて不安を口にさせて、気持ちの整理に付き合うのです。

つづく。

             

仕事でストレスを抱えているせいか、あるいは、更年期なのか?
原因はよくわからないけれど、最近 動悸が気になるという方。
心電図をとると、緊張して動悸するので乱れた波に。
もう一度、落ち着いてすると大丈夫。

これは、心臓が器質的にNGというよりは、
メンタルの影響が大きいのでは?と考え、
まずは手軽な所から「敬震丹」を試してもらうことに。

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翌日、来られて、
「今日はストレスとかでしんどくなりそう、動悸がしそう と思う日の朝に飲んで行ってみてください。
とうので今朝飲んでみたら、いつもなら動悸するのに今日は大丈夫でした!
こんなもんで効くなら・・・・。と思っていましたが、効きました!スゴイです!」
上手く合ったんでしょうね。
意外といけるんです、「敬震丹」


 

本人に振り回されたり、心配や不安で、
親や家族が疲れ果ててしまっているケースにときどき出合います。
そんな時は、親や家族も休憩が大事です。
本人との接触を減らして少し距離をおいてエネルギーを温存しないと持ちません。
ただ、全くの会話の分断は危険です。
日常的な声かけは「普通」にしたほうがよろしいです。

いろいろ不安な要素などあって、親の考えはこうだ!と思っても、
それをパシッというのはNG。
不安な要素は事実のみ、親は単なるメッセンジャーとして伝えるのみです。
親が何とかせなアカンと思うのはしんどい話です。
何とかするのは本人です。

現実を知らせるのは親でなく、世間や社会に教えてもらう。
親が言って憎まれ役になる必要はありません。
世間を憎まれ役にすることで親が楽になります。
そのうえで、世の中の不条理や不満を「聞き役」に徹して
自分の思いや考えを吐きださせて成長につなげることです。

           

人は誰でも大なり小なり悩みのあるものですが、
普段、世間で相談に乗るという事は、
話を聞いて、「あーすればいい、こうすればいい」というアドバイスを与えたり、
「しっかりしなさい」と叱咤激励したり となります。

また、病気かなと思って、病院で症状を伝えても、
短い時間の診察では、充分伝わっていないという思い、
理解してもらえていないという思いで満足できず、
薬だけでは効果は薄いものです。

悩みの深い人には、短い時間では、「わかったふり」になってしまって逆効果の事も。

先日、あるご婦人。
過去にさかのぼって現在に至るまでの経緯と今のストレス、症状を延々と話された。
こちらも、相当の覚悟で時間を取っていたので付き合う事が出来たのですが、
話し終わって、こちらも薬をお出しするのに必要な情報を収集して一段落した時、
「いろいろな所行ったけど、初めて症状を理解してもらえました。」
と言ってくださった。

まず、聞く。
そして、どれほど苦しい思い辛い思いをされているのか
わかろうとする事が何よりも大事だと思うのです

「相談しがいのない人」 にならないよう心していきたいと思います。

         

元々汗かきで、動くと汗が噴き出すという方。やや肥満気味。
顔、背中が特にひどく、汗で髪の毛もべたべたになる。
また、緊張すると、これまた汗が噴き出す。
最近、暑いせいか、汗が特にひどく仕事に支障が出て困るとの事。
更年期にさしかかっているのも影響しているかもしれない。

だからといって、口も咽喉も乾かず、水分摂取も多いとは思わない。
便通は普通で尿も特に問題なし。
動悸や息切れもない。
精神科か心療内科に行こうかと思うほどイライラが強い。
ストレスはある事はある。
暑がりでのぼせ症、緊張しやすいタイプ。
腹診:鳩尾に少し痞える感じ、胸脇苦満なし。瘀血傾向はない。腎悸なし。
脈診:数脈・腎肺虚
舌診:少し白苔・湿潤はあるが歯列痕はない。

そこで、気がのぼりやすい方と考えて、気を下げる漢方を服用してもらった。
すると、見事にイライラが全く消失して、もはや精神科とかに行こうとは思わない
ただ、汗は治まらないという。
そこで、頭にある百会というツボを中心に刺激を加えると気持ち良く
あっという間に汗がひいてきた。

これにより、漢方と自律神経調整コースの針治療を併用することにした。

うまくいきそうです。良かった。良かった。