健康トピックス 「自律神経失調」

カウンセリングの基本・・・・
傾聴に徹してアドバイスはせず、
自分の中で気付かせるように持って行く。
背中を押すのは厳禁!!

そうなんですけど、
自信喪失して自分で決められない
そういう人には時に、「決めてあげる事」が効を奏する事もあります。

旅行に行きたいけど、自信がなくて行きたくない。
同行者に迷惑かけるかもしれない。
自分の体もしんどくなるかもしれない。
しんどくなったら嫌だ。
そんな方がいました。

診ると、どうやら行けそうと判断した私は、
「大丈夫です。行ってきてください。無理せず、休みながらいけば大丈夫です。」
そう言って「決めて」あげた。
それで決心したその方、意を決して行って来られて、
「行って来れました。途中で辛い事もあったけど、
無事行って帰ってきました。自信になりました。」

自信を持つという事が、自信喪失した人には一番のエネルギー。
見極めが大事ですが、
そのために、背中を押す必要がある事も。。。。

 

精神科領域の疾患で、
病院の薬をもらっている方。
薬が切れると、頭がボワーンとしてしんどいらしい。

併用療法で、自律神経を整える針治療と、
気剤といわれる漢方薬を服用してもらっている。

一生懸命続けてくれて、かなり良くなってきているが、
ある時、漢方薬が数日切れた事があった。

すると、やっぱり、頭がボワーンとしてきて
しんどかったとのこと。
もしかしたら、「気のせい」かもしれないが、
漢方を再開すると治ったとのこと。
漢方も効いてるんです、精神科領域に。

今は、病院の薬の減量に取り組めたら。。。という段階。
少しずつ、少しずつ、減薬して行きましょう。

   

不眠で悩んでおられた方

和漢薬の「敬震丹」で、眠れるという。

この敬震丹、サフラン、沈香、甘松など配合した

「気」を巡らせ、体調を整えるお薬。

意外と、評判がよく、

奈良・吉野地方は、山岳信仰のメッカ、

お参りする行者さんが、

疲れた時に服用すると言って

いつも寄ってくださる。

いわば、漢方の・・・

「栄養ドリンク」
「精神安定剤」
「気付け薬」

を兼ね備えている優れモノだと思います。

ゆっくり相談する時間もなく、

すぐに欲しいと立ち寄った方には

「持って来い」のお薬です。

古いお薬にも、良いものあるなあって思います。


   

失敗したり、
何か うまくいかなかったり、
動きたいのに動けなかったり、

輝いている友人を見ると、
自分はなんてダメ人間なんだ。って思ったり。。。。

結構そんな人は多い。

自分に自信が持てない事は
相当に辛い。
めちゃくちゃしんどい事。

そこで、そんな人に、

まず、
自分は「元気になりたい!」と思ってほしい。

そのうえで、
自分がどうなりたいのか?
10年後の自分はどうなっていたいのか?
想像してほしい。

そのために今できる事は?
結論を急いではダメだ。

10年後の自分に向かって
今できる事は「休む事」なのか?

それとも、すこしずつ動いて
自信貯金を貯める事なのか?

自分を責めず、
否定的な思いは流し、
物事を過大に考えず、
他人の心を勝手に推測して勝手に苦しまず、

自分の心を癒しながら、
小さな喜びと自信を積み上げて
チリも積もれば山となる。
そんな、
エネルギーを、自信を
共に、
積み上げて行きましょう。


   

人間だれしも味方がいると勇気百倍。
でも、誰にもわかってもらえないと
ツラさ百倍。


口下手で自分の気持ちをうまく伝える事が出来ないAさん。
ようやく、治療室でポツリポツリと本音を言えるようになってきた。
自分の考えを伝える事は非常に難しい。
もし、否定されたらと思うと恐いのもある。
家でも、世間でも、自分の考えを言えるように
さらに、引き出してあげたい。

難病闘病中のBさん、周囲の人の親切が却ってしんどそう。
実はそっとしておいてほしのではないですか?」
という私の言葉に、
急に笑顔になられた。
周囲の人の心配な気持ちが先走りすると、
本人には苦痛になる。

まず、本人の苦しさを理解するところから治療が始まる。

だから、たっぷり時間を取って、「聞く」作業が必要になるのです。