健康トピックス 「慢性頭痛」

梅雨の時期の高湿と低気圧
一日の気温の変化の大きさ
「エアコン負け」
春から頑張ってきて、ようやく落ち着いてどっと出る疲れ

そんなのが重なって、
最近、全身倦怠感・頭痛・肩こり・腰痛・むくみを訴える人が多くなりました。

こんな方には、
「温める漢方」と「温める治療」「灸」「水をさばく漢方」などが効果を上げています。

いつも肩凝りで 桂枝加葛根湯 でOK!という方、
この時期、これではダメ!とのことで、
葛根加朮附湯 にしたらよく効いた。

どちらかというと弱い人に使う処方で平素はよく効いていて、
それよりもっと「弱って」状態が悪くなって、
本来ならば、
もっと弱い人用の「補う」処方でないといけないのに
なぜか、少し強い人用の処方で効くところが難しい。
ただ、今の時期限定で、続けるときっと「薬が勝つ」かもしれない。
ホントに難しい。
でも・・・
少し工夫するだけで、漢方も良く効くものです。
この少しが「さじ加減」なんでしょうね。


         

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ちょっとでも漢方に興味があれば
肩凝りに効く漢方といえば
葛根湯を思い浮かべるでしょう。
それはそれで効果がある場合があります。

しかし、それだけでは
多くの人に満足してもらえない。

そこで、いろいろ工夫して
桂枝加葛根湯
抑肝散
当帰芍薬散
五苓散
半夏厚朴湯
延年半夏湯
小柴胡湯・・・・・
など候補にあがる。

しかし、それでもうまくいかないケースは多々ある。
ところが、
意外とうまくいく処方の組み合わせを見つけた。
古典をやる先生にはあり得ない処方の組み合わせだろうが
効く!
ぜひ、試してみたいという方はお越しください。

   

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頭痛の相談が最近多い。

急激に起こる頭痛。
えらいこっちゃ! と
救急車。
MR撮ってもCT撮っても異常なし。
偏頭痛でなし、群発頭痛でなし、
痛みどめもさほど効果なし、
風邪引いてるわけでなし、
三叉神経痛でもなし。
わけわからん。というタイプ。

多いのが後頭神経支配域に沿って起こる頭痛。
要するに頭の後ろからてっぺんにかけて
ひどい人はコメカミや前の方まで広がる。


正体は、ほとんどが、頭と首、頭と肩をつなぐ筋肉、
特に奥の方の筋肉の疲労であることが多い。

これには針治療が効果的。
マッサージでは奥まで届きにくい。
薬も鎮痛剤では効果が薄い場合が多く、
血流改善とコリをほぐす漢方が効果的。
冷えも禁物。
悩んでいる人はご連絡ください。

   

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頭痛・・・日常よく遭遇し体験する症状ですが、
程度の差もその原因もさまざまあります。

ストレスによって気の流れが滞っていたり、
それによって血流が悪くなったり
筋肉がこわばって起こる頭痛には
ツボ療法が有効なこともあります。

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写真は「太衝(たいしょう)」というツボにお灸をしています。
親指と次の指の間を 指で擦り足首のほうに移動して
指の止まる所にあるツボです。

頭痛だけでなく、不眠・月経不順・めまい・ひきつけ・うつなどにも応用されます。
海外の文献にも登場して一定の評価を得ているツボです。
是非、お試しください。

     

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