健康トピックス 「肩こり」

ちょっとでも漢方に興味があれば
肩凝りに効く漢方といえば
葛根湯を思い浮かべるでしょう。
それはそれで効果がある場合があります。

しかし、それだけでは
多くの人に満足してもらえない。

そこで、いろいろ工夫して
桂枝加葛根湯
抑肝散
当帰芍薬散
五苓散
半夏厚朴湯
延年半夏湯
小柴胡湯・・・・・
など候補にあがる。

しかし、それでもうまくいかないケースは多々ある。
ところが、
意外とうまくいく処方の組み合わせを見つけた。
古典をやる先生にはあり得ない処方の組み合わせだろうが
効く!
ぜひ、試してみたいという方はお越しください。

   

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頭痛の相談が最近多い。

急激に起こる頭痛。
えらいこっちゃ! と
救急車。
MR撮ってもCT撮っても異常なし。
偏頭痛でなし、群発頭痛でなし、
痛みどめもさほど効果なし、
風邪引いてるわけでなし、
三叉神経痛でもなし。
わけわからん。というタイプ。

多いのが後頭神経支配域に沿って起こる頭痛。
要するに頭の後ろからてっぺんにかけて
ひどい人はコメカミや前の方まで広がる。


正体は、ほとんどが、頭と首、頭と肩をつなぐ筋肉、
特に奥の方の筋肉の疲労であることが多い。

これには針治療が効果的。
マッサージでは奥まで届きにくい。
薬も鎮痛剤では効果が薄い場合が多く、
血流改善とコリをほぐす漢方が効果的。
冷えも禁物。
悩んでいる人はご連絡ください。

   

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目がボーっとする。
まぶたが腫れぼったい。
目がかすむ。
見にくい。 
 という訴え。

疑うとすれば、
眼科レベルであったり、脳神経外科であったりしますが、
急激に進行したり、それ以外に怪しい症状がないという事で
まずは、針治療を試みることに。

診てみると、
首から頭にかけての筋肉が強烈に硬くなっている。
「おそらく、経験上、これが犯人ですわ。」
「今見えている感じを、良く覚えておいてください」
といって治療開始。

治療終了後、
目を開けて、周りを見ていただく。
うわあ、世間が明るい!!」
と、感動モノ。

次回、来ていただいたときに
再度確認。
3日保ってたけど、またアカン。
ではもう一度。
その次には・・・・
完全復活!!・・・素晴らしい

2回の治療で治りました。
その後、経過良好なので、
病院は受診しないままです。

漢方薬は使いませんでした。
平素の予防に
漢方薬を服用してもらった方が
良かったかもしれません。
ご希望があれば
おススメしてもいいかなって思います。

   

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子育て奮戦中のお母さんに多い肩こり腰痛。

子供が幼いうちは
どうしても 「おんぶ」に「だっこ」が必須ですね。
これが、相当 肩や腰に負担がかかります。

しかも、
寝るときは子供がひっついてきて
一人ならマシですが、
お子さんが2人になると
挟まれてしまって
何とも窮屈な寝方になって
「気をつけ」で寝ていたり、
「バンザイ」で寝ていたり。

それでそのまま動けないものですから
朝には「固まって」しまいます。

そんな肩凝り腰痛を治したい!と思っても
授乳中は服薬にも気を使います。
そこで、
母乳をあげていても大丈夫!な薬というと漢方です。
血流をよくし、
凝りをほぐし、
気分をほぐし
定期的に針治療もして
そこで「愚痴」も。。。
で、発散!!

そういうのがいいのです。

   

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頸性神経筋症候群(CNMS)いう疾患.。
松井孝嘉博士が発見した頸部後筋群の異常から
起こっている頭痛・めまい・むち打ち症・自律神経失調症
ストレス症候群・うつ状態・慢性疲労症候群・・・など。


以前、私が記した「首コリ」もこれに含まれるのでは
ないかと思っています。
現在、この考えに基づいて入院加療を施す病院もあるようですが、
近くにない事がほとんどのケース。
重症でなかったら、入院までしなくても、
「首こり」のレベルで漢方や針灸で治療するのも一手。

例えば、風邪の初期には首筋のこわばりを感じる事が多く、
この時、実証の人には葛根湯を候補に考えます。
これを転用して広く首肩こりに使われているのが実態ですが、
なんでも葛根湯はいかがなものかと思います。
ちゃんと証を考えなければ効かないし、副作用だって考えられる。

CNMSという考え方と東洋医学的発想をコラボして
よりよい処方や治療を考えてみましょう。
頸椎を支える筋肉に針治療を加えて、
漢方を内服することで
かなりの効果を期待できます。

TEL0746-32-4568

 

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