ある症状で漢方相談されても体調不良全ての情報をお話しされないこともよくあります。しばらく漢方薬を服用していただいていて、最初の相談で当該症状は顕著な変化はないものの最初訴えていなかった症状が軽減した、ということがしばしばあります。
例えば足のしびれのために腎の働きを補う事を中心に漢方薬を服用していただいていた男性。漢方薬を継続して服用していても足のしびれにはっきりとした効果が出ていないものの、漢方薬を服用しはじめて以来痛風がでなくなって調子は良い。といった例がありました。
最初足のしびれのお話しはされていても、痛風の事はお聞きしていませんでした。それが突然痛風のお話しをされ、私としては『えっ!聞いてないよ』と言いたい気分ですが、体調が良くなったことは良いことなので笑顔で「良かったですね!」と笑顔で応対したことがあります。
何とも複雑な気分になったことがあります。