数年前大病を患い一命を取り留めた。以来急に老けこんだようになり睡眠も以来不調が続いているとのこと。
ご本人さんとお話していても受け答えのレスポンスも悪く、動作も緩慢で年齢と老け具合も大きな差がありました。
漢方薬は肝胆系の湿熱を清する処方と瘀血の改善と血流の腑活化を目的に組立て服用して頂きました。
先日再び来店され、睡眠に関してはまだ夜間覚醒の程度は大きな変化はない。しかし朝起床時のスッキリ感が大きくなり大変気持ちが良い、とのこと。まだ昼間の居眠りはある。とご本人の報告。
加えて私とカミさんの印象として、歩き方、お話の受け答え、目線の位置、全てが前回とな異なり、はっきりと好転しています。ただご本人様もその奥様も ”それはまるで感じられない” とのこと。
灯台下暗しと言いますし、身内はなかなか客観的に見れないもの、若いときに元気だった人は猶更今の状況を受け入れられず良い変化に目がいかないものです。
継続補充の漢方薬をお渡しした後 「大変良くなってきていますよ」 と元気がでるようにお見送りしたのは言うまでもありません。
