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お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話でのお問合せ 0838-25-1895漢方相談 長全堂薬局(山口県萩市)
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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

本日は山口漢方研究会の日、午前中は私が講義を2時間担当します。
本日は「認知症と漢方」という内容。認知症を漢方薬で完全に良くすることは無理ですが、現状維持・今より悪くならないようにすることは十分可能だし、ある程度の改善も可能ではないか、というお話。
認知症になると物事の認識・理解・行動能力が次第に低下してきますが、最後まで残るのは感情だといわれています。
漢方の陰陽五行説という理論によれば、人間の五臓にはそれぞれ特有の感情や情動があり、各臓器の不調により特有の感情・情緒の変動が生じるとしています。
ならば逆にその感情・情緒の変動から不調をきたしている臓器を特定し(多少時間はかかる)対処すべき処方を考え服用してもらえばよいのです。
また認知症を漢方では脳における”氣”の流通がギクシャク、すなわち”目詰まり”を起こしていると考えるので、牛黄やじゃ香といった”氣”の流通を改善するものを前述の処方と組み合わせると良い。
というお話をしてきました。
実際認知症の方に牛黄を継続して服用していただいていますが、進行は穏やかになりご本人さんも「頭がすっきりして気持ちが良い」と報告されています。