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最近の花粉症はなぜ簡単に治りにくくなったのか?
その理由を考えてみたいと思います。

スギやヒノキは、何千年も前から存在します。
そして、奈良吉野地方には昔からスギが多くあったのに
花粉症患者はいなかったのです。

そう考えると、花粉症が昭和45年頃以降に凄く多くなり
最近特に治りにくいのは
「現代人の体質の変化」としか考えられません。

私は食生活が大きく変化して、体が水毒体質になった事だと
思います。

水毒(すいどく)という言葉を聞かれた方も多いと思いますが、
これは漢方の用語で、
体のどこかに水分が貯留停滞した状態という事です。

水とは水分の代謝異常やその結果生じる液体ととらえる
考え方です。

症状としては、水様の喀痰、鼻水、自汗、手指のこわばり、冷え、
関節水腫、しびれ、体が重い・筋肉の痙攣(コムラ返り)・
頭重・めまい・緑内障など
多彩な症状が現れます。

色々な漢方を応用すると、体に溜まった余分な水を尿、便、汗
などによって対外へ排泄できます。

水毒をとる漢方薬を使用すると余分な水の排泄を効率的に
でき、花粉症体質(アレルギー体質)の改善に役立ちます。


花粉症の症状は、くしゃみや鼻水がひどいタイプ、
鼻詰まりがひどいタイプ、両方ともひどいタイプなどに分けられ、
症状の程度も個人によって色々です。

花粉症の代表的漢方薬は、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)
よく知られています。
しかし、この漢方で花粉症のすべての症状には対応できません。
それぞれの症状によって、漢方薬の使い分けも大切です。

一般の病院で、

「小青龍湯をずっと出してもらって、服用していますが
なかなか鼻の症状が改善されません。」

と言われる方もいます。

小青龍湯は、主に寒証といって体が冷えやすく、鼻水もサラサラ
の方に良い漢方薬です。

次に、鼻が詰まってくる場合は、
葛根湯加辛夷川きゅう(かっこんとうかしんいせんきゅう)
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)などの処方を使用します。

また、のどが赤く腫れたりする人は、
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)などを使用する場合もあります。

新薬は、眠気や口の渇きなどの副作用があります。
眠気などの副作用が強く出やすいため、特に乗り物の運転や
機械操作などには注意が必要です。
漢方薬の場合まったく眠くならないので、お仕事中の方や受験生
には大変喜ばれています。

20年ぐらい前と比べて小青龍湯では、効きにくい重症タイプの
花粉症が増えているように感じます。

その際は、個人ごとに体質、病態に対応した処方を使います。

  つづく

みかんの食べ方

漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)

最近、みかんが売れないそうです。
特に、若い人は食べないそうです。
理由を調べたら、
まず家でコタツを使う人が減って、コタツでみかんを食べる人が激減。

もう1つの理由は女性に多いのですが、爪が汚れるから。
ネールアートしている方は絶対食べないみたいです。

あと、皮をむくのが面倒くさいから。

日本の生活習慣や食生活が変わってるんですね~
昔は手が黄色くなるまで食べましたが・・・

そこで、みかんをもっと売りたい人が現れました。
みかんをむいて、発売したらええやんと言う事で
その名は・・・・

    「むかん」

始めは、冗談かと思いましたが、本当にありました。

    「冷凍むかん」

初めから皮をむいた冷凍むかん。ちょっとコレ、笑いました。

みかんの白いスジ、外側の皮には、ヘスペリジンが含まれています。
みかんの実の部分よりも皮や袋、スジに多く含まれています。

みかんの皮は食べられませんが、袋やスジは実と一緒に食べた方が
ヘスペリジン(ビタミンP)をしっかりと摂取することができます。

ヘスペリジンは柑橘類に多く含まれ、従来から健康維持のための
重要な栄養素として知られています。

具体的には毛細血管の強化、血中コレステロール値の改善効果、
血流改善効果があります。

つまり、みかんは血管力を高める果物なんですね。

みかんの皮は、漢方では陳皮(ちんぴ)といって昔から利用されています。
先人の知恵には、驚かされます。

ヘスペリジン(ビタミンP)は、ポリフェノールの一種で、この陳皮の
主成分です。


スーパーお爺ちゃん

漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)

最近、元気でイキイキした高齢者の方が多いですね。

皆様は、福岡教育大学名誉教授 曻地三郎(しょうち さぶろう)先生
の事をご存知ですか?

ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/shiinomi100リンク


「しいのみ学園」創設者で現役の教育学者。医学博士の学位を
もっておられる方です。現在、103歳。

御年を聞いただけで、びっくりですよね。
お子様が二人おられて、お二人とも脳性マヒになりました。
イジメのない障害児が学べる施設を作りたいと、「しいのみ学園」を
創設されました。

95歳から中国語を学ばれ、現在5カ国語を話されます。

習慣にしている健康法の1つは、
「一口30回噛む」
 これを百年続けておられます。
脳の血流がよくなり、75歳から総入歯になってからも、せんべい、
ピーナッツなど固いものでもしっかり噛んで食べられます。

毎朝6時に起きて、冷水摩擦。
自分で考案した棒体操で柔軟性とバランス運動。

歩く姿勢はとても若々しく、NHKの「100歳バンザイ」に第1回出演
されました。
長生きの秘訣を「少食」
と語っておられます。

ご自分の著書は150冊。

健康法は「まず笑顔」
だそうです。

健康であるためには、「継続は力なり」ですね。

話を聞くだけで、背筋が伸びました。みなさん、頑張りましょう!!

【北京時事】新華社電によると、中国・北京市政府は17日、
新型インフルエンザの治療に有効な新たな漢方薬を開発
したと発表した。
国の認可を経て発売される予定で、価格は抗インフルエンザ薬
タミフルの4分の1程度に抑えられるという。

 「金花清感方」と名付けられた新薬は、発熱期間を縮め、
呼吸の症状を改善する効果が動物実験や臨床研究で確認され、
副作用はないとしている。 
[時事通信社]リンク
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漢方で新型インフル治療薬開発のニュースについて

「金花清感方」が新型インフルエンザを防止し抑制する上で
効果的な効き目があることが実証されました。

この「金花清感方」の処方内容は、

1.銀翹散(ぎんぎょうさん)

2.麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

という処方をベースにした薬らしいです。
生薬の金銀花などの清熱解毒薬が多く含まれる漢方です。
副作用もなく、コストもタミフルの4分の1は凄いと思います。

日本は、事業仕分けで漢方薬の「保険外し」とかケチな事を
言わないで、中国のように国を挙げて*中西薬の開発を進めるほうが、
余程医療費抑制になると思います。

* 中西薬とは・・・中医学医師と西洋医研究機関との研究によって開発する薬


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