最近の花粉症はなぜ簡単に治りにくくなったのか?
その理由を考えてみたいと思います。
スギやヒノキは、何千年も前から存在します。
そして、奈良吉野地方には昔からスギが多くあったのに
花粉症患者はいなかったのです。
そう考えると、花粉症が昭和45年頃以降に凄く多くなり
最近特に治りにくいのは
「現代人の体質の変化」としか考えられません。
私は食生活が大きく変化して、体が水毒体質になった事だと
思います。
水毒(すいどく)という言葉を聞かれた方も多いと思いますが、
これは漢方の用語で、
体のどこかに水分が貯留停滞した状態という事です。
水とは水分の代謝異常やその結果生じる液体ととらえる
考え方です。
症状としては、水様の喀痰、鼻水、自汗、手指のこわばり、冷え、
関節水腫、しびれ、体が重い・筋肉の痙攣(コムラ返り)・
頭重・めまい・緑内障など多彩な症状が現れます。
色々な漢方を応用すると、体に溜まった余分な水を尿、便、汗
などによって対外へ排泄できます。
水毒をとる漢方薬を使用すると余分な水の排泄を効率的に
でき、花粉症体質(アレルギー体質)の改善に役立ちます。
知って得する漢方の豆知識~花粉症(2)~
漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)
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更新日: 2010/03/03 |