東北関東大震災の影響で首都圏にて計画停電が行われていますが、
計画された全ての停電が行われずに済んでいるのは、
一人一人の節電のお陰なのだと思います。
こうしてPCで作業出来るのは、きっとどなたかのお陰なのだと。
その中で、電力ベースの暖房器具をカットされている方も
多かろうと思います。
たしかに、暖房器具を使用しなくなる事は、
家庭内消費電力を大幅に抑える事が出来る、とても有効な手段です。
ですが、お身体を冷やされて体調を崩されては元も子もありません。
そこで、今回は、電気を使わずに身体を温める方法を、
いくつかご紹介させて頂ければ、と思いました。
1.体を温める漢方薬
漢方=体質改善のイメージが強いですが、
飲んですぐ体を温める、即効性のある処方も多数あります。
有名なのが葛根湯で、そもそも葛根湯は風邪薬ではなく、
体を温め体外から入ってくる寒気を追い出す処方です。
常備薬にされている賢い皆さん、こんな時にももってこいです。
しょうが湯も身近で手軽にからだを温めてくれますね。
2.ミネラル補給
体内の脂肪・糖分を熱に変えるにはあらゆる栄養素が必要ですが、
日本人が特に不足している(=必要)なのはミネラルです。
お手元にあるミネラル系サプリメントの摂取や、
緑黄色野菜を沢山食べる事をお勧めします。
ただしミネラルは吸収が悪いのでなるべく空腹時に。
3.つめもみ
両手の薬指以外の指先をぎゅーって、ちょっと痛い位に揉むと、
血行が良くなり体が温まってきます。
(薬指を揉んでもそんなに悪くはありませんが、一応)
大体各指に5~10秒ぐらいかけて、全部の指を
ぎゅーって揉んでみてください。
4.辛い物
花粉症の方にはあまりおススメできませんが、
やはり体が温まります。かなり分かりやすい。
あとやカイロを首筋に張ったりするのもよいですね。
寝るのも大事。寝不足は体を冷やします。
こんな時に…という方が多かろうとは思いますが、
こんな時だからこそ、寝れる時に寝ておかねば。
被災者の皆さんが必死で命を繋いでる中、
我々が節電に励む事はとても意義のある事です。
自分も知恵を振り絞って暖房無しで切り抜けます。
ただ、無理な暖房カットで身体を壊してはいけません。
くれぐれもご自愛下さいませ。
【節電】暖房控えめで頑張ってる皆さまへ
らくだ漢方堂 (千葉県野田市)
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更新日: 2011/03/15 |