今回から3回に分けて表題のお話をしていきます。
その1はかゆみや炎症を抑えるです。
痒みや炎症は、中医学では熱(湿熱や血熱)と考えて治療します。ジュクジュクするのは湿熱型で炎症の程度によって分泌物は水っぽく透明なものから黄色の物まで様々です。治療には苦参、白鮮皮、地膚子などの漢方薬や、曲池、大椎、陰陵泉、豊隆などのツボを使い、清熱利湿法を用います。
カサカサして夜中に痒みが出るのは血熱型で、ポリポリからガリガリまで掻き毟り方分かれます。
その結果、朝方に布団に粉が落ちている程度から血だらけの状態まであります。
治療には生地黄、山梔子、赤勺、大黄などの漢方薬や、三陰交、膈兪、委中、血海などのツボを使い、清熱涼血法を用いて治療します。
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更新日: 2020/03/06 |