1年前より、顔面の吹き出物で悩み、皮膚科で抗生剤やビタミン剤などで
治療していたが、徐々に患部が額・頬から口周囲に変わり、なかなか治ら
ないので、漢方薬をもとめ、らい局。
患部は口周囲から下顎のかけて、小さく毛孔部が化膿している。
口周囲の吹き出物や炎症は、胃腸などの消化器の状態と関係があること
が多いので。
吹き出物に使う。十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)に
胃熱をとる半夏写心湯(はんげしゃしんとう)を加えた処方にする。
徐々によくなるが、今一つはっきり効果が見えないので、
前方の十味敗毒湯のかわりにに排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)
に変えたところ、劇的に患部が変化して、服用後3週間で痕跡を残す
まで、改善した。
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漢方薬を途中で変えたことで、一段と効果がでました。
あまり、症状に変化がみえない場合はお薬をかえることで変化があるようです。
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