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健康トピックス 「酒査様皮膚炎」

★酒皶様皮膚炎☆

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

53歳の主婦。3年前に他県から転居してきた。引越しの荷物を整理してから急激に頬に紅斑ができた。しばらく塗り薬を使っていたが毛細血管が拡張するようになり、更に紅くなってきた。皮膚科で酒皶様皮膚炎と診断されて、ステロイドの内服で治療するが、一時てきで、再燃を繰り返す。

本人の体格は中肉中背、顔面の頬の部分からあごにかけて紅く、ほてり、むくみがある。
かゆみの為か一部、搔破痕(引っ掻き傷の痕やかさぶた)がある。顔以外の皮膚は正常である。f(--;

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そこで、のぼせを下げる働きと皮膚の熱をとる目的で「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)」に「猪苓湯(ちょれいとう)」を併せてエキス薬で服用してみた。数週間でむくみはとれたが、紅斑はあまり変化がない。

そこで皮膚の炎症と熱をとる「白虎湯(びゃっことう)」に「黄蓮解毒湯」を併せて服用することとした。さらに外用には皮膚の熱をとる黄蓮軟膏を朝晩顔面に塗ってもらった。今回の薬は合っているようで、数週間で患部は落屑(らくせつ)を残すだけになり、紅斑は消えて楽になった。そこで仕上げとして体質改善薬の荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)をしばらく服用して、良くなったので薬はやめている。:)

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今回のケースは典型てきな酒皶様皮膚炎です。漢方薬の服用で、かなり早い段階で治っていきます。

 

50歳の主婦。
2年前に原因不明にまま、首から顔のかけて紅潮した炎症が表れ、皮膚科で酒?様皮膚炎と診断され、ステロイド剤の内服や外用薬で治療を続けていましたが、症状の改善がみられないので、知人に紹介され、来局。

本人の体格は中肉・中背。1年前に閉経して、軽い更年期症状がある。

皮膚の状態は、首・眼瞼を主に、顔全体に紅潮した皮疹があり、かゆみとほてり感が強く、ステロイドの塗布にて、半日ほど痒みとほてり感はなくなるとのこと。また、両肘・胸に軽いアレルギー性の皮疹があります。


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そこで、症状が強く・紅いので、熱毒ののぼせに用いる皮炎湯(ひえんとう)を煎じ薬にて服用してもらうことに、さらに顔面には夜に黄連膏を、昼にはタイツ軟膏を塗ることにしました。

2週間後、ステロイド剤を止めたためにリバウンドで悪化したようでしたが、その後数日で軽快してきました。さらに続けたところ、イライラすると

皮膚状態が悪化することがあるようなので、抗ストレスに使う四逆散を併用することに。この組み合わせがうまくいき。1ヶ月後には皮疹が半減し、3ヶ月後には、ほぼ正常になるました。

 

48歳の会社員。

3年前に別の病気で入院治療を受けて退院した頃から顔面に紅斑ができ、

最近までステロイド剤を使用していた。

少しの間ステロイド剤もやめてみたが、この春、すぎ花粉の時期から急激に悪化した。
                ◇
本人の体格は、中背でやや肥満体、大小便に異常はなく、

ほかに病気はないので薬などは飲んでいない。

現在の症状は両頬と額に浸出液をともなう皮疹があり、

更に紅斑と細絡があり酒皶様皮膚炎状態である。


「黄蓮解毒湯」に「猪苓湯」を加えて服用しモクタール軟膏も。

更に「六味地黄丸」も加えた。

そこで、顔面ののぼせと紅斑がひどいようなので「皮炎湯(ひえんとう)」を

煎じ薬にして服用してもらうとともに、モクタール軟膏をつけてもらうこととした。

しかし、逆に浸出液がよりひどくなり、かゆみと熱感も強くなった。

そこで漢方薬を「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)」に

皮下の浮腫をとる目的の「猪苓湯(ちょれいとう)」を加えて、

煎じ薬にして服用することにした。

すると数週間ほどで、顔面の紅斑と腫れは徐々にとれてきた。

そこで副腎機能薬の「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」を更に加えて服用した。

その後少しづづ顔面の細絡もとれて数ヶ月ほどで、何も飲まなくてもよくなった。

 

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