イシダならで輪 健康通心
保存版 特別号

特集  長びく その痛み
<慢性痛>
あなたの力で治せます。


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<頚部くび 背中、腰、股 ひざ 足関節 (ヘパーデン痛 手指)etc>
NPO法人 いたみ医学研究情報センター著 抜粋

長引く身体の痛み<いわゆる慢性痛 一般的に3ヵ月以上続く痛み>で悩み苦しんでいる方は日本国内で約4000万人の方々が、痛みに直面していると推計されており、様々な病院で診てもらったけれど「原因不明」「よく治らない」というケースが大変多いことが現状、社会問題化しております。

 慢性痛は、包丁で指を切った時にそこを縫えば痛みが治る・・というものとは性質が異なります。
良くなるためには半分は医療の力あとの半分はあなたの努力が必要になってきます。・・・具体的に申しますと、説明しますと!
あなたの脳・身体(痛み)心(の痛み)は常に関係し合っています。
どちらの痛みも脳が感じていて、「原因を知りたい、身体のどこかに必ず悪いところがあるはずだ」「この痛みさえなければ・・」
痛みをゼロにすることを目指してしまいがちになる。「痛みにとらわれた状態」から抜け出せず、朝起きた瞬間から今日は大丈夫だろうかと、痛み探しが始まります。

あなたが意識せずともが勝手に痛みに意識をむけてしまうとらわれの状態  脳の誤作動を引き起こしている状態です。

では、どうすればいいのでしょか!
身体の面では最も重要なことは、「痛みがあっても運動習慣をつける」ということです。また、出来ている活動を維持していくことも大事です。

の面では、痛みに対する考え方を変えていくことです。


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「この痛みをいつかはゼロにしたい。」
ゼロにしなければならない。と毎日思い悩む

「痛みがあるからあれもこれもできない」
痛みがあるから外出もできない、仕事もできない・・・ではなく、

上手に付き合っていこう」「痛みがあっても、自分はこれだけのことができている。」というふうな、発想の転換をすることが大切です。

なぜなら(考え方)はあなたの脳と身体を繋ぐ役割をしています。一見、気持ちや考え方は痛みには無関係のように思えますが大変重要な役割を持っていることが判ってきました。


自分で自分をコントロールする力をつけること。


あなたの力 ご自身の努力が必要です。もっと積極的に身体を動かす習慣をつけることが痛みを軽減する最善の方法です。
家でじっとしていると痛みの事ばかり考えて痛みが増すのに知人とお喋りしている時などは痛みを感じないのはまさに脳が痛みから解放されている。他のことに集中することで脳は痛みを忘れている。

あんなことも、こんなこともできていると考えることで心が楽になります。色々悩む前に考える前に動くことが大切です。先ずは5分歩いてください。必ず毎日続けることで変わってきます。