イシダならで輪 健康通心
令和4年 7月号
令和4年 7月号
発行責任者 岩見圭祐・幸美
特集 軽度認知障害(MCI)ご存じですか!
認知症は、突然発症するわけではありません。
多くの認知症は脳に少しずつ変化が起こり、長い年月をかけて徐々に進行していきます。
発症する前には軽度認知障害(MCI)と呼ばれる段階があります。この段階で適切に対処生活習慣を改善することで発症の予防や症状の軽減の可能性があることがわかってきました。認知症の約6割を占めるアルツハイマー型認知症の原因物質アミロイドベータというたんぱく質が発症20年前から蓄積し始めます。
そのアミロイドベータを脳にためないために、大切なこと
<1>適切な睡眠をとることで脳の外に排出されます。
<2>血糖値を適切にコントロールすることで発症率が抑さえられます。
<3>生きがいや活動的な生活が認知症の予防に重要です。
(NHKきょうの健康より)
体を動かす活動
・ダンス(0.2)・散歩(0.7)
・水泳(0.7)
・子守(0.8)
・家事(0.9)
脳を使う活動
・ボードゲーム(囲碁、将棋など)(0.3)・楽器演奏(0.3)
・クロスワードパズル(0.6)
・読書(0.7)
認知症予防にお勧めの活動
体・脳活動は認知症予防の効果が高いと考えられている。カッコ内の数値は、その活動をほとんどしない場合と、頻繁にしている場合を比べて、認知症の発症率がどの程度低かったかを示した数字である。数値が低い活動ほど、より認知症の予防効果が高い可能性がある。(一口メモ)うれしい事楽しいことも生きていくうえでストレスにもなります。
<4>最新の研究で過剰なストレスが続くことで発症しやすくその脳ストレスを予防する上で食事が大切です。特に微量元素 亜鉛<ディーバ>の摂取が重要です。