最近多いご相談に、脊髄管狭窄症による坐骨神経痛があります。
腰ー臀部ー大腿部の裏側ー足の外側の脹痛(つり易い、つっぱる痛み)と痺れです。
西洋医学的には狭窄が原因と考えますが、漢方では血の流れ方によって症状が現れると考えます。
このような症状の場合、まず血虚と血瘀があると考えます。
足の脹痛は肝血虚と考えます。肝血は筋肉を養い、柔らかくします。
肝血を補う代表的な生薬は芍薬です。脹痛には、この芍薬と甘草が入った漢方を使います。
他の痛みが同時にある場合は、血流を良くする活血剤と袪風湿剤を使います。
活血剤の代表的な生薬は桃仁、紅花、川芎です。袪風湿剤の代表的な生薬は防風、独活です。
これらを配合した漢方薬で坐骨神経痛の痛みを改善していきます。
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更新日: 2018/07/19 |
好酸球性副鼻腔炎に対する漢方薬は、
今までお話した急性、慢性鼻炎とは、 治療の考え方が逆になります。 好酸球性副鼻腔炎は、湿が多いので、 利湿剤を多めに使います。 寒熱では、どちらかというと 温める漢方薬を使うと良いです。 |
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更新日: 2018/07/13 |
今回は、慢性副鼻腔炎についてお話いたします。
鼻炎の中でも、慢性副鼻腔炎は、 細菌に感染してなります。 細菌が鼻に入り、それが膿みとなり、 一番大きな上顎洞にたまってなります。 (上顎洞は免疫が低い) その他、前頭洞、シ骨洞、蝶形洞に溜まる方も居ます。 このような慢性副鼻腔炎では、抗生剤が投与されたり、 長引く場合、多くは手術される方も多いようです。 慢性副鼻腔炎の場合、 鼻の状態は、黄色い鼻で、鼻が乾いて詰まる。 また、黄色い鼻が喉におちて、咳を伴う方が多いです。 従いまして、漢方の治療としては、 滋潤させて、鼻に潤いを与え、鼻を通し、 そして、解毒させる方法をとります。 具体的には、辛夷清肺湯、排膿散及湯、 これに、連翹、麦門冬などを加えると良いです。 |
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更新日: 2018/07/11 |
近年まれにみる早さで梅雨明けとなり、
早くも猛暑となっております。 厚さ厳しい折、ご来店が困難な方は、 お電話注文頂ければ、 当方より漢方薬をお送り致します。 ヤマト運輸、レターパック、郵便等で お送り致します。 ご注文お待ちしております。 また皆様におかれましては、 体調管理に充分ご注意下さい。 |
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更新日: 2018/07/03 |