気温の高い日が増えてきました。
そこでこれからの時期に増えるご相談の中からの症例をご紹介したいと思います。
症例)
20代 男性
ニキビ(口の周り・おでこ・背中に赤く化膿したニキビが重なるようにできている。)
赤く化膿したニキビの原因としては身体にこもった【湿熱・血熱・熱毒】などが考えられます。
そして、口の周りに出来る場合胃の熱毒が原因の場合が多く見られます。
この方には、上記の理由により【清熱解毒】の効果のある漢方薬を処方しました。
服用を始め現在約1ヶ月半ですが、1ヶ月を過ぎた頃から改善が見られ始めています。
これからの季節、【湿・熱】が身体にこもり易く肌トラブルの増える季節です。
早めの対処が悪化を防ぎます。
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更新日: 2014/05/14 |
ゴールデンウィークはどう過ごされましたか?
短い期間に寒暖の差の激しい連休でしたね。 こんな寒暖の差が激しい時期は、「気・血」の乱れが起こりやすい(=心身のバランスが乱れやすい)時期でもあります。 「いつもと違うな?」と、お感じの際はお早めにご相談ください。 |
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更新日: 2014/05/07 |
今回は漢方薬から少し離れたお話しです。
土曜日の開店準備中の事です。店頭に小さな花が咲いているのを見つけ、なんだかとても嬉しくなって、思わず写真を撮りました。 実は少し前に葉が出てるのには気付いていました。その時は「店先に雑草が生えている、後で抜かなくては」と、思いつつ忘れていたのです。 まさかその雑草がこんなに可愛い花を咲かせてくれたなんて。(私の忘れっぽさも、たまには役にたったのかも!?) 少し前に良く話題になった「ど根性〇〇」みたいですね!こんなに小さな花なのに、とても癒され元気づけられた気がしました。 新しい生活・新たな挑戦を始め、そろそろ疲れや不安を感じている方も多いのでは?張り積めた気を少し緩めてみては如何ですか? ![]() |
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更新日: 2014/04/28 |
漢方では【肝・心・腎・脾】のバランスの崩れと考えます。
主な原因としては ●肝→ストレス過多により機能が亢進して「心」に影響する。 ●腎→疲労の蓄積による体力消耗、加齢、虚弱体質などにより、「腎精」が不足して「心」を養えない。 ●脾→ストレスや、飲食不摂生などにより機能が失調し、体に余分な熱がこもり不眠につながる。 ●心→「腎精」により抱えられています。「神志を主る」といわれ、精神のコントロールに関係します。 などが挙げられます。 また、不眠の一例ですが、 ◎ストレス過多→肝の血を消耗→「心」を養えないと同時に「腎」が弱くなる→「心」を抱えられなくなり不眠になる。 ◎ストレス過多→肝の機能亢進→気が滞り熱を生じる→心神に影響して不眠になる ◎過度の疲労や加齢→「心」を養う「腎精」を消耗→「心」養われず「神」も安定しない為、不眠になる。 などがあり、上記からも漢方薬を使い分ける理由をご理解いただけると思います。 『睡眠障害』は現在の過度のストレス社会と深く関係しています。 長期のストレスは、上記の様に体のバランスを崩し、睡眠障害の引き金につながっています。 |
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更新日: 2014/04/23 |
今回は最近話題に上っている『睡眠障害』について2回に分けてご紹介します。
『睡眠障害』といっても、不眠・過睡眠・入眠困難など症状は様々です。 『睡眠障害』では通常、睡眠導入剤や睡眠薬が良く使用されますが、 「飲み続けていると徐々に効果が薄れてくる」、「薬が無いと眠れない」 とのご相談も増えています。 漢方では、睡眠障害の原因を探り、それぞれの症状に合わせた処方を 使い分けることで、根本からの改善を目指します。 例えば ◎浅眠多夢で、ぐっすり感がない ◎なかなか寝付けない ◎眠れない など、通常は睡眠薬・睡眠導入剤での対処ですが、漢方ではこれらにいくつかの 異なった漢方薬を使い分ける事で症状を改善します。 では、次回は漢方での考えを更に詳しくご説明します。 |
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更新日: 2014/04/16 |