お久しブリーフになってしまいました。
さぞかし更新されなくて寂しかったことでしょう(笑)
今は放射性物質が漏れ出て大変なことになってますね
今回は対策について話したいと思います。
おっと、その前にどのようにして体に害をもたらすのかお話しますね。
放射線が人体に作用した時、最初に発生するのは活性酸素
人の体は約2/3が水で、放射線が水の分子に当たると、水の分子が電気的に水素と酸素に分かれます。
この電離された酸素分子は反応性が強く、非常に不安定な状態になります。
これが活性酸素です!
活性酸素は一定量は体の健康を守るために必要ですが、多量に出来過ぎると細胞を破壊したり、組織を損傷します。
放射線を浴びると多量の活性酸素を発生させると言うのが第一の原因です。
この活性酸素が細胞、特に遺伝子(DNA)に傷をつけます。
DNAは体の設計図ですから、これが傷つくとたんぱく質の合成や細胞の組み立てなど体の重要な働きが出来なくなります。
活性酸素の害は遺伝子だけでなく、細胞膜や体を構成しているたんぱく質にも及びます。
そのため、酵素の機能が低下したり、細胞の働きが弱ったりして臓器組織の機能低下も招きます。
ということは、活性酸素を除去できればいいのでは?と思った方に拍手。
そうなんです。
少しでも放射線の害を軽減するには活性酸素を除去する抗酸化物質を摂るべきなんです!
とは言っても、放射線を浴びてから摂っても遅いので、ふだんから積極的に摂取して体内に蓄積させておく必要があります。
これは放射線対策だけでなく、あらゆる病気の予防、改善のためにも大切です!
ビタミンCやビタミンE、ミネラル(セレン、亜鉛など)が抗酸化作用を持ってます。
玄穀類、野菜、海藻、豆類など和食は抗酸化物質の宝庫ですので、できるだけ和食中心の食事を心がけましょう!
梅干しに含まれるクエン酸は、放射性物質(ストロンチウム)の排泄を促すことが明らかにされてます。
塩分が気になる方は梅肉エキスがオススメ!
広島や長崎の原爆後遺症に味噌が有効だったという証言があります。
ソ連のチェルノブイリの原子炉事故では、周辺の住民に味噌を配ったといいます。
この効果を確かめられたのは広島大学放射能医学研究所の教授です。
小腸の細胞は放射線に対する感受性が高く、粘膜がやられやすいのですが、マウスに致死量のX線を照射して実験したところ、味噌を与えたグループの方が、与えなかったグループに比べて、小腸粘膜の回復が明らかに早かったといいます。
これは醤油でやってもいい結果が出たと言います。
チェルノブイリの原発事故では多量の放射性ヨウ素が周辺に飛散しましたが、これは甲状腺に取り込まれてガンを誘発します。
これを予防するために、放射能事故があるとよくヨウ素剤が配布されますが、昆布はヨウ素を多量に含んでいます!
こうしてみると和食って素晴らしいですね