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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

もうそろそろ花粉さんが本格的に飛散してくる時期ではないでしょうか。
花粉症の方は要注意ですね。

花粉症になる人とならない人がいますが、その違いは何なのでしょうか?
ここ数年、コップの大きさに例えて説明されていますね。
体内に入った花粉の合計がコップの大きさを超えてあふれると花粉のアレルギー症状が出てしまうというもの。
これが正しいのか間違いなのか私には分かりません。

漢方では、花粉症になりやすい方は皮膚粘膜のバリア機能を主る衛気(えき)が弱いと考えます。
自分の家のセキュリティーで例えると、窓や玄関に鍵がなく、泥棒に容易に侵入され、盗み放題の無防備状態です。

・風邪を引きやすい
・年中鼻がぐずぐずしやすい
・喉が弱く、すぐ痛くなる
・皮膚が弱く蕁麻疹などが出やすい
・以前より寒がりになった
・冷房や冷たい風が苦手
・汗をかきやすい
・もともと体温が低い方

一つでも当てはまる人は皮膚粘膜が弱く、外部からの刺激を受けやすく注意が必要です。

飲むマスクと呼ばれる漢方薬で皮膚粘膜の強化をすることで花粉症ともおさらばすることも夢ではありません。

股関節は、体重を支えたり、立ったり、歩いたりするなどの移動を行う上で大切な関節です。
もし、股関節に障害があると、動きが制限され、歩くときなどに痛みが出て、日常生活に支障を来してしまいます。
股関節に負担をかけないようにしながら、股関節の周りの筋肉を強化してあげる必要があります。

股関節の痛みには

・左側の股関節の痛み
左半身は歩行時に発生するねじれ波を吸収、無害化してスムーズな歩行を助けています。
それにより左足に外反母趾が多くみられます。
外反母趾があると、まっすぐに地面を蹴れず、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」をしてしまいます。
このねじれ歩行のストレスが股関節にまでおよび、大腿骨の骨頭部が正しい位置からずれ、炎症とともに痛みが起こります。

・右側の股関節の痛み
右半身は歩行時に発生する衝撃を吸収、無害化してスムーズな歩行を助けています。
多くの人の場合、右足や右半身で重心をとっているため、右半身に起こった痛みは過剰な衝撃波が主な原因となっている場合が多いです。

・慢性的な股関節の痛み
外反母趾や指上げ足、扁平足など足裏が不安定になっている人は、足指を使わず、かかとと付け根の2点で支えるような悪い歩き方を長年しています。
悪い歩き方は、骨盤や股関節に歪みを発生させ、そこへ歩行時の過剰な衝撃波やねじれ波を伝えることになります。
これが反復され、慢性的な股関節痛になっています。

・変形による股関節の痛み
過剰な衝撃波やねじれ波、体重の負荷が股関節内で長年繰り返され、左右どちらか歪みの多い側が変形します。
1回の過剰な衝撃波やねじれ波は微々たるものですが、これが5年10年と繰り返されると地震の破壊のエネルギーに匹敵する程の巨大な負荷となり、股関節内の大腿骨骨頭部分を変形させてしまいます。

・腰、仙腸関節の歪みと股関節の痛み
歩行時、足先の外方向へのねじれの力が股関節まで伝わり、股関節内にある大腿骨骨頭の位置が偏位して骨盤や仙腸関節に歪みが起こります。
そのため、腰椎が不安定になり、腰痛やひどいぎっくり腰を頻繁に起こしやすくなります。
特に左足が外方向に流れることが多いので、仙腸関節の歪みは左側に多く、左側の腰、仙腸関節、尾骨、そして、左側の股関節にかけての引きつれるような痛みやピリピリした放散痛を起こします。
右側は腰椎の変形からくる坐骨神経の圧迫からくる場合です。

骨や軟骨は、血液から酸素と栄養をもらっており、血液が十分に行き渡っていると再生力が働きます。
心臓から出た太い血管は、お腹の中を下降して骨盤の中で左右に分かれて股関節の前を通り足先まで伸びています。
その過程で何本かの細い血管に分かれて、骨盤や大腿骨に栄養を与えています。
もし、この血管が収縮したり、圧迫したりして血液の流れが悪くなると、再生力が低下したり、骨に穴があいたりします。

漢方では、血液の流れを良くし、骨や筋肉に栄養を与え、凝り固まった筋肉をほぐし、関節を丈夫にし、それにより軟骨の減少を食い止めることで痛みを和らげます。

腰椎は腰の部分を構成する骨のことですが、腰椎を支えている組織が弱ることで前方へすべってしまったのが腰椎すべり症です。
前方へすべることによって脊柱管を圧迫するので、脊柱管狭窄症と同じような症状(立ったり、座ったり、長時間歩いたりすることで痛みや痺れが増強する)を引き起こします。
多くは加齢に伴って骨が変形することが原因で起こると考えられています。

しかし、神経が圧迫されるからと言って必ずしも症状が現れるとは限らず、神経が圧迫されても全く症状が出ないという方もいます。
つまり、神経の圧迫だけが原因ではなく、他にも原因があると考えられます。

漢方では血行障害によるものと考えます。
血液は酸素や栄養を細胞に届ける働きをしています。
血液の流れが滞るとその患部にも酸素や栄養が届かないようになってしまいます。
そうすると、本来持っている自然治癒力が発揮できず、痛みや痺れなどの症状が治りにくくなります。
血液の流れを良くすることで、自然治癒力が思う存分発揮でき、神経の圧迫自体は改善されないとしても、症状をなくすことは可能です。

ご相談ください。

私は腰椎間板ヘルニアになった経験がありますが、それはもう大変でした。
立ったら座れないし、座ったら立てないし、立っていると数秒で足が痺れてくるし、寝返りは打てないし、あの苦しみは経験した人にしか分からないですね。

椎間板は骨と骨との間にあってクッションの役割をしています。
20歳を過ぎたころから椎間板の老化が始まり、椎間板の弾力が低下します。
そして何らかの圧力がかかることで椎間板が飛び出し、それが神経を圧迫して痛みや痺れが起こります。
ただし、椎間板の飛び出しがあっても症状が現れない方もいます。
つまり、椎間板の飛び出しは痛みや痺れの根本的な原因ではないとも考えられます。

漢方での痛みや痺れが起こる原因は、その部分に血液が流れなくなり、栄養が行き渡らなくなると、このままでは細胞が死んでしまう・・・そうならないために身体が危険信号として痛みや痺れを引き起こすと考えます。

また、漢方では腰や骨は腎と関係していると考え、腎は老化と深い繋がりがあります。
ただ、現代医学でいう腎臓と漢方でいう腎とはちょっと違います。
骨がもろい、歯が抜ける、白髪、脱毛、物忘れ、難聴、精力減退、足腰の弱り、夜間頻尿などは年をとると出てきやすい症状ですよね。
これらの症状は腎が弱ることによって引き起こされると考えています。
このような場合には、血液の流れを良くするとともに、腎を強化して老化の進行を緩めてあげると治りやすくなります。

チアシードって今、ブーム?それとも、もう過ぎました?
どちらか分かりませんが、そのチアシードを試したというお客様が先日、来店され、コレステロール値が下がったとお喜びになられてました。

チアシードって何やねん?という方に簡単に説明します。

チアシードは南米原産のシソ科の植物であるチアの種のことで、古代マヤ・アステカ時代から食べられていて、人間が生きていくために必要な栄養素が豊富に含まれています。
海外のセレブに人気があり、アメリカで大ブレークし、私は知らないのですが、スーパーモデルであるミランダ・カーという女性も愛用しており、ダイエット効果があると日本でもモデル同士で広がり、ブームとなりました。

何故、チアシードがダイエットに効果的なのかと言うと、チアシードを水に浸すと約10倍に膨らみ、ゼリー状となりますが、これがグルコナンマンと言われる食物繊維で(コンニャクにも含まれる成分)、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防止し、そして腹持ちも良いので空腹感を感じにくくなります。
さらに便秘を解消してくれることもダイエットの助けとなります。

ちなみにチアシードを水に浸す理由は上記の目的以外に、発芽毒を分解する目的もあります。
生でも食べられますが、水に浸した方が、より安全かつ、より多くの栄養素を摂取することができます。

チアシードの水に浸す時間は、5分だったり、2時間だったり、12時間だったり、色々言われていますが、私が試したところ、5分や2時間ではそんなに膨らまないし、ゼリー状にもならないですね。

こちらは1日量の10g(大さじ1)を10倍の水で浸した直後です。
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5時間後
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24時間後
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48時間放置して見ましたが、24時間後とほとんど変わらなかったので、私としては最低でも24時間は浸しておくのが一番良いかと思います。

それにしてもカエルの卵みたいで気持ち悪いですね。
カエルが嫌いな私にはこれは無理ですわ。

チアシードにはブラックチアシードとホワイトチアシードの2種類ありますが、ブラックチアシードの膨張率が8~10倍なのに対して、ホワイトチアシードの膨張率は10~14倍なので腹持ちも良く、皮が軟らかいので消化吸収も良く、食感も良いようです。

某デパートのうまいもののイベントかなんかでチアシードの販売もしてたので、その店員さんにちょっと話を伺ったところ、3日ほど水に浸しておくと芽が出てくるそうです。
そして、今では種よりもその芽を食べるほうが良いということで、芽を食べている人もいるということも教えていただきました。

チアシードはどこにでも売っていると思いますが、当薬局では定番では置いていませんが、取り寄せはできますので、近くのお店にない、漢方の養命庵で買いたい、漢方の養命庵じゃないと嫌という方はぜひ、当薬局をご利用ください。