12月29日(木)~1月3日(火)
お休みさせていただきます。
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更新日: 2016/12/13 |
昨日、仕事から帰ると、ちょうどテレビ朝日で葛根湯の話が出ていました。
すでに始まっていたので、「葛根湯は食前に飲む」ということしか分かりませんでした。 葛根湯に限らず、漢方薬は食前または食間に飲むものとされています。 お腹の中が空っぽの状態で飲むと、吸収が良く、効き目も現れやすくなります。 ただ、これに拘る必要はないと思います。 例えば、食事をした後、あれ?何か風邪ひきそうかな?と思った時、葛根湯は食前もしくは食間だから飲めないな。2時間空けて飲もう。 そんなことしてたら、風邪引いちゃいます。 葛根湯は風邪の初期と言われていますが、風邪を引きそうかなと思った時に飲むのが一番です。 風邪をひかなくて済むことが多いです。 若いうちは風邪を引いてもすぐ治るけど、年をとってくると風邪を引いたら、まぁ長引きますわ。 風邪は引く前に対処ですよ。 そして、葛根湯はお湯に溶いて飲むことが重要です。 葛根湯は体温を上げてウイルスなどをやっつけますので、水で飲むと効果が上がりません。 また、葛根湯を飲んだ後は体を冷やさないよう、暖かい格好をしていないと意味がありません。 葛根湯の効き目をうまく引き出してあげましょう。 |
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更新日: 2016/11/30 |
心臓の血管が血栓などで詰まり、心臓の筋肉が壊死する心筋梗塞は胸の痛みを伴ったり、心臓が機能せず、突然命を奪われる怖い病気です。
この心筋梗塞が起きやすいのは気温の低い冬の季節です。 我々の身体は、寒くなると血管を収縮させて体温が低くなり過ぎないよう調節しています。 血管が収縮した状態が続くとどうしても血流が悪くなり、動脈硬化が進み、硬く狭くなった血管を血液が通りにくく詰まりやすくなります。 また血流が悪くなると心臓はより強い力で全身に血液を送り出そうとするため、血圧が上昇して血管や心臓に負担をかけてしまいます。 冬は暖かい室内から急激に温度が下がった室外へ移動する際に、血管が収縮、急激な血圧上昇により、心臓に負担をかけ、心筋梗塞を起こしやすくします。 冬の心筋梗塞を防ぐために ・温かい室内から外に出るときは体が冷えないよう温かい格好をしましょう ・脱衣所はお風呂に入る時、出た時に温度差が出やすいため、脱衣所も暖めておきましょう ・お風呂の温度は40度くらいの低めが良いでしょう(熱いと一気に血圧が上がってしまうため) できるだけ温度差のないようにしましょう。 |
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更新日: 2016/11/29 |
ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が急増し、東京都は24日に流行警報を出したようです。
そして、愛媛県内でも25日に注意報が出ました。 ノロウイルスにしてもインフルエンザにしてもウイルス対策には板藍根がお勧めです。 日頃から板藍根を飲んでいると、感染しにくく、感染しても軽いことがあります。 手洗い、消毒、そして、板藍根です。 ノロウイルスに感染し、嘔吐下痢の症状が起こった場合、板藍根と藿香正気散が非常によく効きます。 ぜひ、お試しください。 |
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更新日: 2016/11/27 |
インフルエンザが全国的に流行期に入りました。
例年よりも早いようです。 数年前、インフルエンザに麻黄湯が有効であるといわれ、麻黄湯が有名になりました。 駄菓子菓子、全ての人に麻黄湯が使えるわけではありません。 ゾクゾクする強い寒気があり、汗がでてないことが条件です。 この場合には麻黄湯のエキス剤を熱いお湯に溶かして服用し、布団に入り体を暖かくします。 逆に冷たい水で飲んだり、冷える格好でいたりすると効き目が悪くなります。 また、服用前からすでに汗が出ている人に麻黄湯を飲ませると、汗が出すぎて体力の消耗が激しく、治す力が失われ、返って長引かせてしまいます。 すでに汗が出ている場合には汗の出過ぎを抑えながら、緩やかに発汗させる桂枝湯が適しています。 寒気が全くなく、高熱、熱感があり、喉が渇く、喉が痛むような場合には熱を冷ます銀翹解毒散が適しています。 吐き気や下痢などの症状に移行した場合は柴胡桂枝湯が使われます。 自分がどういう症状なのかを把握して、その症状に適した漢方薬を選びましょう。 |
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更新日: 2016/11/26 |