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 立春を過ぎると陽も長くなり春に少しずつ近づいて参ります。春先からやってくる花粉症を今の時期から予防しておきましょう。
 大気環境の変化や私達の普段食べている食事でも花粉症は悪化してしまうので、甘いものや極端に辛い唐辛子などは控えましょう。
 それでも顔中のあちこちが、むずむず、かゆかゆ、じんじん、いがいが、してきたら食事で対策してみましょう。

◎花粉症の症状が鼻やのどに出る場合
 体を温めて発汗を促し症状を抑えることが大切です。これには長葱、生姜、葛、山椒を用います。葛湯に長葱、生姜や山椒を入れて出汁で軽く味をつけて飲んでみてください。体を温めて発汗し、鼻水、鼻詰まりの症状を緩和してくれます。もし辛味が強ければ少しはちみつも足して大丈夫です。

◎喉の炎症や咳がでる場合
 紫蘇、銀杏、ゆり根がお勧めです。銀杏10個を薄皮まで剥いて4つ割にして出汁汁 400ml、生姜のみじん切り 2g、あれば紫蘇の実を小さじ1入れて5分程煮ます。最後に醤油で味付けをしたら銀杏スープの出来上がりです。銀杏は肺の気を引き締めて、肺機能を強め、咳を静める効果があります。ゆり根は肺を潤し、咳を静めてくれます。銀杏とゆり根が入っている茶碗蒸しも良いですね。

◎目のかゆみ
 杭菊花がお勧めです。杭菊花は解熱、解毒、消炎、鎮静、鎮痛の働きがあります。乾燥杭菊花 5gを500mlの水で10分煮詰めたものを1日に2~3回に分けて飲んでみてください。試飲してみましたが少し苦みがありますので、はちみつを少し足すと飲みやすいです。また花粉が目に入らないように花粉用めがねなどでも対策を。

またその他にも何か気になる症状がありましたらお気軽にご相談くださいませ。

※参考文献 『台所漢方 食材&薬膳手帳』 根本幸夫著 池田書店 ¥1,650-
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