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強い風が吹き、舞い立つ花粉や埃に過敏になっている方もいらっしゃるでしょう。花粉症は今頃多くの方が共有するお悩みですが、漢方の視点での春といえば「コントロール不能な自分自身に苦しむ」シーズンでもあります。
そわそわしたり、妙にイライラしたり、急にやる気がみなぎったけれども広げた風呂敷の収拾がつかなくなったり、などなど。
心当たりはないでしょうか。

春には草木が芽吹きますが、これには大きなエネルギーが必要で、春の陽気がその源となります。私たち人の身体もまた春の陽気を受けて、活動的になっていきます。ですが冬の間じっとしてきた身体はまだ不器用です。急に大きなエネルギーがやってきても、上手に対応しきれないというのが「コントロール不能な自分自身」を生む春の背景です。

そこへ来て現代の杓子定規な習慣です。時計や日付、数字に支配されている私たちの生活は「春になったから全速前進!」と言わんばかり。一方向へ向かうことが得意で、3歩進んで2歩下がる器用さが足りません。いつの間にかストレスを募らせてしまいます。
ストレスを減らす最大のポイントは「一緒に揺らぐこと」です。大きなエネルギーが上へ下へと動くときは、抗いすぎずに適度にやり過ごすのがコツです。そうすると「コントロール不能」と思われた自分自身の舵がちゃんと手中に戻ってきます。

お鍋が似合う春の日もあれば、冷奴が食べたい春の日もあります。寒い時には寒いなりの、暑い時には暑いなりの衣食住ができると、気候によるストレスだけでなく精神的に受けるストレスにも対応できるようになります。
「ポカポカ春の陽気」とか「春の陽射しと南風」とか、あたたかいイメージが先行して冬をすっかり片付けてしまったり、逆にいつまでも冬装備から抜け出せず、汗ばむ陽気への対応が遅れたり、どちらも春にはよくありません。器用に揺らぐ準備をしておきましょう。
三寒四温とうたわれる今は、まだ冬のような守りの姿勢を残しつつ、徐々にスピードを上げていく姿勢が大事です。

それでもうまくいかない時は、どうぞご相談ください。
気の巡りや血の巡り、五臓の不調を除くお手伝いをいたします。
ご自身の本来の力を取り戻して、快適にお過ごしいただきたいと思います。

神楽坂 漢方 有恒薬局 薬剤師・鹿島絵里


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