東洋医学において自然・命を
「陰陽」と「五行」という理論で語る思想が根底に流れています。
自然を語ろうとすると本当は無限に体系づけられるのでしょうが
先人の智慧で捉え方のポイントを要約してくれたものだと解釈すると
よろしいかと思います。
例えば一週間は日月火水木金土です。
日曜と月曜は太陽と月で陰陽を象徴し平日の火水木金土は五行を
当てはめています。
3月に入りそろそろ暖かくなるかな、と思えどまだまだ寒い日が続きます。
暦では2月3日を節分とし2月4日を立春と称します。
私たち人間の体感はさておき、自然界は春としての動きを始めるわけです。
すなわち生命の躍動が始まる時期です。
自然界の「木」が伸びていく様をあらわす季節ということで
春は「木」。
そして人間の内臓を含めた気の流れである経絡も配置されており
「木」に属するのは「肝・胆のう系」です。
アレルギーの記事に解毒の担い手と表現した肝臓が春のポイントとなります。
そして自律神経のリズムにも関係してくるのです。
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更新日: 2015/03/06 |