肝臓にはおよそ2000種類もの酵素が集まって様々な働きをしています。
その中でも重要な働きが血液の浄化です。
肝臓では血液中の様々な不純物を分解・解毒して新鮮で瑞々しい血液がスムーズに流れるよう管理しています。
肝の働きが悪いと血液の浄化が追いつかず、不調が起こりやすくなります。
汚れた血液が循環を低下させ自律神経が乱れます。
では血液が汚れる方向へと導く毒的要素とは何でしょう?
例えば規制がゆるかった時代に建材として使われていたアスベストやホルムアルデヒド
あるいは環境ホルモンのダイオキシンなど。
あるいはカドミウム、鉛、水銀、ヒ素などの有害ミネラル。
これらは喫煙や排気ガス、農薬、殺虫剤などにも存在し私たちが知らない間に
取り込んでいる可能性もあります。
飽食の時代を生きる私たちは脂っこい料理やスナック菓子など
食品添加物がたくさん入った加工食品を多食する傾向にあります。
これらも毒をためてしまう要素といえます。
マイナス要素として付け加えるなら過労や睡眠不足、
緊張や不安といった過度のストレス。
春先のいわゆる「木の芽時」すなわち身体の衣替えが行われる時期に
蓄積した脂肪とあわさって上記の毒的要素が一気に血液中に溶けだしてきます。
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更新日: 2015/03/10 |