長生きをすれば、楽しみ多く、益が多い。
毎日、いままで知らなかったことを知り、いままで出来なかったことが出来るようになる。
学問が進んだり、知識が明るくなったりすることは、長生きしないと出来ません。
年を追うごとにからだの機能は安定し、こころは成熟してくるのです。
そのためにも養生の術を使うよう勧めます。
益軒先生は年齢とともに弱っていくのではなく成長していく考えをお持ちです。
アンチエイジングというワードに対して最近異議を唱える論調が出てきました。
年を重ねることに抗するというよりも年を正しく尊厳を持って重ねていくことを
考えていこう。結果として美しい存在感が増していくことを提唱していこうと。
益軒先生は良し良しとうなずいていらっしゃるのではないでしょうか。