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糖質を極端に制限すると、本来肝臓に貯蔵されるべき中性脂肪が不足します。
そうすると、体は生きていくための手段として、体中から中性脂肪をかき集めて
肝臓に送り込み、蓄えようとします。
極端な場合、低栄養性脂肪肝を引き起こすことがあります。
栗原氏は「1ヵ月に1kg以上体重が落ちるようなダイエットは、
糖質を減らしすぎている可能性がある。リバウンドがなく一生健康的に
続けられるのは糖質 “ちょいオフ”ダイエット」と話します。
日本人はエネルギーの約6割を糖質からとっているので、
主食を完全に抜くと栄養バランスが崩れてしまいます。
ラーメン+チャーハンのような糖質の重ね食いをしている人は見直しが必要ですが、
糖質は適度にとり、運動習慣を取り入れた方が減量には効果的と考えられます。

糖質オフは、糖尿病の食事療法から始まりダイエット法として一般に広まったものです。
医師の指導の下で糖質制限を行うのはよいですが、
自己流で極端な糖質制限を行うのは危険です。
急激に減量すると、脂肪だけでなく筋肉がやせてしまい基礎代謝がグッと落ちます。
また、脳が命の危険を感じ、消費エネルギーを抑えて体重を維持しようとするため、
やせにくく太りやすい体質になってしまうのです。
減量とリバウンドを繰り返すことを“ウエイトサイクリング”といいますが、
極端な糖質制限はこの状態を招きやすいので要注意です。

消化器内科が専門で内臓脂肪に詳しい栗原クリニック東京・日本橋院長の
栗原毅氏は、「最近、野菜不足を気にしてジュースを飲んでいる人が多いが、
市販の野菜ジュースは果物が含まれているものが多く、この習慣が減量の
邪魔をしている場合がある」と言います。
糖質は、その結合数によって単糖類、少糖類、多糖類に分類されますが、
結合数が少ないものほど吸収が早いので、果物はとりすぎると太りやすくなります。
とくに咀嚼の必要のないジ ュース類は吸収が早いので要注意です。
また、主食を減らした分を野菜で補おうと、サラダを積極的に食べる人が多いですが、
でんぷんを多く含む「ポテトサラダ」を選んでは糖質オフになりません。
また、ヘルシーなイメージの春雨は、イモや豆のデンプンから作られるため、
うどんやそばよりも糖質含有量は多いなど、「糖質オフしているつもり」でも、
実はできていないことが多いのです。

近年、人気の「糖質オフダイエット」。「低炭水化物ダイエット」などとも呼ばれ、
数多くのメディアに取 り上げられてきました。
炭水化物は消化吸収されてエネルギーになる糖質と、
消化吸収されない食物繊維に分けられます。
私たちが食品から摂取している主な糖質は、米、パン、めんなどに含まれるでんぷん、果物に含まれる果糖、砂糖に含まれるショ糖などです。
体は糖質の摂取を減らすとエネルギーが足りなくなり、 脂肪を分解して補おうとします。
また、糖質を摂取することにより、食後の血糖値が上昇すると、それを下げるインスリンが分泌されます。
インスリンには余った糖を脂肪に変えて脂肪細胞に蓄える働きがあるため、
糖質の摂取を控えてインスリンの分泌を抑えると太りにくくなります。
しかし、「思ったほど痩せな い」という人も多いのはなぜでしょうか。

飛来シーズンには予報をチェック 黄砂の対処法 ・ 窓は閉め、空気清浄機をつける ・ 外出をできるだけ避ける ・ 外出時はマスクをする ・ 帰宅時は玄関で服を払う ・ 帰宅したら目を洗う(目をこすると角 膜を傷つけるおそれがあるため)・ 洗濯物は外に干さない(外へ干した 場合はきちんと払って取り込む) 黄砂ができるだけ室内に入らないようすることが大切です。
黄砂が大量に舞っているときは、高血圧や肺の病気、アレルギーなどがある人は
外出や屋外の運動を避けます。
目安は車などの表面にうっすらと黄砂が付着するときです。日差しが強まる と、
大陸から飛来した汚染物質によって、光化学スモッグが発生するようになります。
黄砂とスモッグの複合作用で健康被害が出ることも予想されるので、
光化学スモッグ注意報にも気をつけます。
また、黄砂を吸い込むことによって花粉症も悪化する という報告もあります。
クマ笹抽出液は、昭和大学医学部での抗アレルギー作用に関する 実験で、
ヒスタミン遊離を抑制する作用があることが確認されています。
健康被害が出る前に、早めの対策をお勧めください。


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