健康トピックス 「気分の落ち込み」

最近良く聞く「傾聴」
患者さんの声に耳を傾けて「良く聴く」事が大切なのだと。
質問攻めせず、回答もせず、ひたすら耳を傾ける。

確かにこれで、スッと楽になる人もいるでしょう。
「吐いたら楽」になるパターン。

しかし、うつ状態にある人では、
頭が回らないから決断力が鈍っています。
もしかしたら間違った判断をするかもしれない。
また、決断するのにエネルギーを使って消耗する。
うつ状態で大きな事を決めてはいけない理由です。

こんな時は、決断を先延ばしするのが常道なのですが、
時に「決めてあげる」ことが必要になる事もあります。

方向性を示し「決めてあげる」事で、
スッと楽になる事もあります。

「カウンセリングに行っても、聞いてくれるだけで、何にも解決にならない。
でも、こちらではちゃんと答えてくれるので。。。」

そう言ってくださる方もいます。
もちろん、大事の方向性を示すというのはNGですが、
迷っている事に関して回答してあげるのも「救い」になるのです。


     

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不安がりな人は多い事でしょう。
程度の差はいろいろでしょうが、
基本的に、「不安がり」は「体質」です。
つまり、遺伝なのです。
したがって、この遺伝的な部分はどうしようもありません。

しかしながら、
不安がり体質を軽くすることはできます。
チョッとしたことで不安で仕方ないようになってしまう方
そんな方には、必ず内在するストレスや自信のなさがあります。

ストレスの大小は不安がりの大小に連動します。
自信の無さも同じです。

いろいろな経験を積んで「やれる」「大丈夫」という貯金をして
自信をつけることで不安がりは随分と軽減します。
そして、自分にあったストレス軽減方法を見つけること。

これらの手伝いを漢方薬、針治療、面接でしていくとうまくいく事も多いと実感します。
不安がりからの脱出!やってみましょう。

           

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「しょうもない話してスミマセン。
でも、聞いてもらってスッとしました。」
そういって、治療後、かえって行かれた方。

そうです、思っている事を口にして
それを聞いてもらって
共感してもらうだけでずいぶん違うものです。


当院では、
個室での相談&治療なので、
プライベートなことから世間話まで何でもOK。


治療して話して、
体も心もほぐして、ストレス解消。
これが、免疫向上にもつながる。


必要に応じて、
御希望ならば、漢方薬も併用する。
養生法も できそうな事を いっしょに考える。
無理強いはしません。

別の病院で「甘いものは一切ダメ!」と言われた方、
「そんなのできません!」と。
「では、どれほどの食養生はできますか?」と私。
こうして、すり合わしていくのです。
できない事はできない。
落第のない課題を見つけて行きます。

いいでしょ、このスタイル。
のんびりやってます。

     

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自分なりのストレス解消法
例えば、
休日に温泉にいく、サウナにいく。
あるいは、
ぶらりと一日ドライブ散歩。
ウインドーショッピング、
マッサージやエステ、カラオケ・・・。

それで、
「あー気分がいい」
と帰ってきて
「自分だけいいね」みたいに
家族にねちねち言われると
たまったもんじゃない。

ストレス解消法について
家族や周囲の人に良く理解してもらって
「いつも頑張ってるのだから、それくらいはご褒美でいいじゃない」
くらいに言ってもらえるように。
それで安心してくつろげる。
というのが理想です。

ストレス解消には良き理解者が必要なのです。

     

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うつ予防に
良く寝ること、
休日には自分に合った休み方を、
と先に伝えました。

次は何か、
そうです。
平日を 「いかに過ごすか。」です。
つまり、
平日は学校や仕事、社会の中で
人間関係やいろいろな出来事で
神経をすり減らしています。

ここをできるだけ「省エネ」する。
ところが、
これが一番難しい。

いろいろなしがらみでなかなかできないのです。
しかし、「自分の感じ方」を大事にして
気持ちに正直に行動する事を
心がけてみてください。

例えば、
行きたくない宴会を断る事は勇気がいります。
でも、
断る事が出来たときの「重しが取れたような気分」は
精神活動の「省エネ」につながります。

例えば、
相性の悪い上司がいるとします。
できるだけ距離を置くようにして・・・。

自分の感じ方を大事にして
自分が壊れそうなくらい頑張らない。
それが大事です。
やはり腹八分目という事。

無理はいけません。

   

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