健康トピックス 「皮膚病」

最近、他の悩みの相談治療をしているうちに、
「ついでに」円形脱毛症を発症していると「発覚」する例が多くなってきました。
痛くも痒くもないので、辛い順位は低いのかもしれませんが、
やはり気になる方が多いようです。

以前は、円形脱毛症はストレスの病気と言われていましたが、
それだけでは説明できない事も多く、
最近は自己免疫疾患の一つと考えられています。
自己免疫疾患というのは、リウマチなどに代表される病気で、
ウイルスや異物などから守ってくれるはずの免疫細胞が、
自分の特定組織を異物と誤って識別して攻撃してしまう病気です。
円形脱毛症は毛根周囲の細胞を異物として識別してしまうのだと考えられています。

円形脱毛症には、免疫を調整する目的で漢方薬、
局所の血流改善や細胞刺激に針治療と灸が効果的だと考えています。

鍼灸治療は一週間に1~2回来院していただきます。
自律神経調整コースの一環として行いますので、追加料金は発生しません。
ストレスのある方も、自律神経調整したい方も、さらに円形脱毛のある方も
同じ料金=5回で¥11000 と格安設定です。
長期戦だから安い方が良いに決まってます。
気になる方は、ご来院ください。

     

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数か月以上も治りそうで治らなかった皮膚の傷。
現代医学的病名はよくわからない。
固定じんましん でもないし、
免疫異常でも 過形成でも 感染でもなさそう。
治りかけては、皮がめくれてまた・・・。
そんな繰り返し。
何を塗ってもダメだったし、ラップ療法も無効。

思い切って、自分の体だし、
漢方の伝統塗り薬をベースに
プラスαで、アレンジを加えてみた。

これが大当たり。みるみる治った。
写真撮っておかなかったのが残念。

漢方ってやっぱり凄い。
さらに、一味の妙というか、
すこしアレンジしただけで
こうも効果が上がるのかと。。。。

いや、奥が深い。

 

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止まらない痒み・・

病院のはしごする人は多い。

最近はお薬手帳の普及で

いろいろな病院の

いろいろな処方を知ることができる。

痒みに関して言えば、

どこの皮膚科もさほど変わらない。


強弱ステロイドの外用、保湿剤外用

抗アレルギー剤の内服、

時に免疫抑制剤の内服・・・・・・。

これでうまくいかないケースも多い。

副作用も気になる。

万策尽きて?お見えになる事が

ナント多い事か。


漢方を処方してみて感じる事、

それは、例えば、漢方的に、

皮膚が枯れているから

潤いをつける、血流を良くする

そういう漢方を初回にお渡しす事も多いが、

これでうまくいかないケースも多い。

そこで、「皮膚は胃の鏡」とでも考えて、

胃腸を立て直す漢方で、うまくいく事も

しばしば経験する。

人間の体って、

部分だけみてはダメだと思う今日この頃です。

 

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アトピー・老人性の乾燥肌・何かのアレルギー・・・
とにかく、
皮膚のかゆみが病院の薬で止まらない!
という人の相談が多い。
花粉症とオーバーラップしていたり
季節の変わり目が影響していたり
空気の乾燥が影響していたり・・・。

いずれにせよ、掻くとアウト!
絶対に治らない。
でも、痒い。掻きたい。
血が出るまで掻く。そんな人も・・。


ほぼ最後に?たどりつくのが漢方。
この時期、
多くの人は肌が乾燥していて
粉を吹いているようになっている事が多い。
しかも、掻きまくって皮膚が分厚くなっている。

まずは、
肌に潤いをつける事と
かゆみを抑える事を

目的に漢方処方を組み立てる。

そして、掻きたくなったら、
掻く代わりに何度でも塗っていい塗り薬をお渡しする。
その行為が「掻く」かわりに
薬の効果プラス痒い皮膚に触れた満足感を生んで
相乗効果がある。


こうして外からケアしつつ
内からじわじわ治していく。
これでOK!

 

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皮膚病といっても・・・・
あせもや虫さされのようなものから
腫瘍・アレルギー・自己免疫疾患・遺伝的素因によるものなどさまざまです。
命にかかわるものや特別な治療法が必要なもの以外では
多くの皮膚病は
触らなければ勝手に治る」的なところが多いと感じます。
また、暴飲暴食やストレス、疲れによる血行不良や免疫低下などによって
引き起こされたり長引いたり。
痒いと、つい掻いてしまいますし、
目に入ると、気になってつい触ってしまいます

これが治りを遅くしている事が多いのです。
また、病院のお薬はステロイドが出るケースも多く
副作用が怖くてきちんと医師の指示通り使えてないケースもあります。
痒みを止める漢方や
皮膚の治りを良くする漢方・・・・
昔の人の知恵を借りるのも一手。
状況によっては外科で良くやるラップ療法が効を奏することもあります。

私自身、蜂に刺された手が
少し離れたところで痒みの強いじんましんが出たときには
手を焼きました。
痒みを封じ込めると
「固定じんましん」にならず治癒しました。
なかには、これで何年も苦労する人もいるのです。
治癒に導くヒントが漢方にあるかもしれません。

 

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