親に気に入られようと「良い子」を演じてきて、
成長とともにそれが苦しくなって
社交障害や摂食障害など
問題行動になってしまっている人は多いものです。
その解決エッセンスの一部を紹介します。
・本人が来院できない時は
家族にアドバイスして本人の治りたい気持ちと
表現力を上手く引き出させるようにする。
・本人が「治りたい」と思う事、
家族が「治してやりたい」と思う事。
その強い気持ちが大事。
・良い子を演じる事で自分の居場所を確保してきた子が、
良い子を止めるのは容易い事でない事を家族は良く理解する事。
・本人の発言力を高める事が大事。
自分の持ち味を理解して伸ばすように持っていく。
・「言いたい放題のわがまま」と「本質を伸ばす自己主張」は違うので、
客観的に受け入れ難い事については、言い方を工夫して拒否してOK。
話し合えて本人から譲歩案を引き出すことができれば、なおOK。
・「本質の自分」と「今までの演じていた自分」とのズレからくるストレスや窮屈さがある。
自分でも「何とかしたい」と思っても「何ともできない苦しさ」がある事もある。
ここを理解しないといけない。
・摂食障害の場合、「ズレ」の隙に「やせ願望」が入り込んで、
痩せる事=自分らしさという満足感で満たされると抜けだしにくくなる。
別の「自分らしさ・生きがい」を探さないといけない。
・健全に自己主張する事が大事。自分らしさとは?
それを見つける事が大事。
問題行動解決エッセンス 27・10・2
福田漢方すこやか相談所 薬局・鍼灸治療院 (奈良県吉野郡)
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更新日: 2015/10/02 |