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 良くない血液の条件、二つ目の『足りない』とは、からだを巡る血液の絶対量が不足しているということ(俗に言う貧血)です。血液はからだを巡り、細胞に栄養を与える働きがあります。この血液が不足すると、からだの隅々まで血液を送ることができなくなり、血色が悪くなる、肌や髪のツヤも少なくなり、爪も脆くなるなどの症状が現れます。
 生理等による急激な出血を別にすれば、血液が不足する原因は、アミノ酸に代表される栄養素の不足や、造血細胞の代謝不良が挙げられます。特に血液中のヘモグロビンは、鉄分とアミノ酸から作られますから、鉄分・アミノ酸の補給は代表的な体質改善法です。一方、薬用人参は、鉄分を多く含んでおり、加えて、造血に関わる細胞の代謝を促進する働きもあるとされています。すなわち血液製造にに関わる環境を整えるため、アミノ酸で材料を供給し、薬用人参で代謝を向上させるというわけです。
 また薬用人参には、細い血管への血液の巡りやすくする(赤血球変形能を向上させる)作用もあるとされ、血液の『生理的機能』を改善します。薬用人参がもつこれらの作用は『益血復脈』と総称されます。血液を増やして、脈の力を回復させるという意味ですが、まさに良い血液の条件の『たっぷり』に最適な生薬として、アミノ酸と合わせて積極的に摂取したい成分ですね。
 

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 きのうは『良い血液』の条件として『きれいに&たっぷり&巡り良く』を挙げましたが、『良くない血液』は簡単に言えばこの逆です。つまり『どろどろ&足りない&巡り悪い』。このような状態が続くと、血液がどろどろになり、からだをうまく循環しなくなる症状につながると言われています。この症状を東洋医学の言葉で『お血』と言います。
 良くない血液の条件、一つ目の『どろどろ』とは、文字通り粘性が高い(すなわち水分の少ない)ということです。これは以前にも説明しました(今日の一言(6月11日)リンク )。 発汗時の水分補給が不十分だと、血液中の水分量が不足してしまったり、汗を適切にかく習慣がないと、血液に老廃物質が溜まりやすくなることが影響します。これは夏場に特に注意が必要ですね。また体質的なものでは、からだが持っている細胞を潤す力が低いためにからだが乾き、血液もどろどろになってしまう、といったことが挙げられます。このような体質を持つ人は、肌が乾燥しやすい、口やのどが渇きやすい、のぼせやすい、水を飲みたがるなどの症状が見られる場合が多いでうす。東洋医学的には『陰虚お血』。陰とは体内の水液の事です。

 続きはまた明日。 

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 きのう大阪の森小路で開催されたセミナーに参加してきました。その名も『レバコールセミナー』。天然アミノ酸製剤のレバコールの知識を深めようと、多数の先生方が参加されていました。そしてレバコールの歴史やらおいしい飲み方などいろいろ聞いてきました。レバコールは発売以来かれこれ50年、長い歴史を持っている商品なんです。からだのエネルギー源に良し、肉体疲労に良し、疲労防止に良し、新陳代謝に良し、胃腸粘膜の修復に良し、肌のケアに良し・・・と、『アミノ酸が必要となる、あらゆる場面』で頼りになる商品です。
 そして特に血液について言えば、良好な血流の条件は『きれいに&たっぷり&巡り良く』です。血液の流れが悪いと、今の季節はからだの各部分にうまくエネルギーが供給されず、疲れを感じてしまいます。そして寒い季節には血液の流れによって体温が伝達されずに、手先や足先で冷えを感じやすくなります。そうならないためには血液の流れを良好な状態にしないとなりません。それが『きれいに&たっぷり&巡りよく』です。レバコールはこの条件の『たっぷり』に特に効果があります。血液の材料として働き、からだを巡る血液量を増やしてくれます。アミノ酸はからだの活動に必要なエネルギーであり、からだを作る材料でもあります。この二面性はアミノ酸だけがもつ特徴です。
 だからこそアミノ酸。だからこそレバコールです。
 

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 リピジュアとは高性能な人工成分です。人の細胞膜を構成している『リン脂質』をモデルにしています。もともとは医療分野で、体内の血管などの部分に利用するため開発されました。体内ではアレルギー反応や拒否反応を起こさない事が一つのキーポイントですが、人の細胞膜に似せて作られたリピジュアは、その点を見事に解決しました。その人の体の適合性から、今では美容分野でも利用が進んでいます。
 リピジュアの高性能な点は、生体適合性に加えて、保湿力&バリア効果&耐水性。保湿効果はヒアルロン酸よりも優れています(約2倍)。また肌の表面をバリアのように覆う働き(バリア層形成効果)もあり、角質に存在するセラミドと同様のラメラ構造を形成することが知られています(セラミドと同様の構造を作るのも、生体成分に準じた成分だからですね)。またヒアルロン酸は水で流れ落ちやすいですが、リピジュアは耐水性も備えており、汗などでも落ちにくいです。だからといって生体成分に準じたものだから肌は異物と認識しません。この相反する効果を発揮するのは、生体成分に由来している最大の利点といえます。

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 食べて良し、煎じて良しの人参。美容面での研究・利用も盛んに行われています。しばしば人参の成分が配合された化粧品には『ニンジンエキス』と明記されていますが、これには御種人参エキスとキャロットエキスがあります。御種人参エキスはサポニンが、キャロットエキスにはβカロチンが豊富に含まれています。
 御種人参エキスは薬用人参に由来したもので、肌細胞を元気する働きがあります。年齢とともに肌の細胞は元気を失い新陳代謝も低くなり、しわやくすみなども生じやすくなります。御種人参エキスに含まれるサポニンは皮膚に働きかけて、細胞の生まれ変わりを促したり、周りの血行を促進して、皮膚の老化を少なくします。つまり御種人参エキスには肌に潤いを与えるともに、肌を若返らせる効果があると言えますね。
 キャロットエキスにはカロチノイドであるβカロチンが豊富に含まれています。カロチノイドの最大の働きは細胞の変わりに自分が酸化してくれるという点です。これによって紫外線がもたらす老化やメラニンの生成を防ぐ働きがあります。またβカロチンは必要に応じてビタミンAへと形を変えます。ビタミンAはドライアイやドライスキンなどの症状改善に用いられる成分で、これを含んだキャロットエキスは肌を保護して乾燥から守る、肌を柔らかくして角質の代謝を整えるなどの働きがあります。
 御種人参は高価な生薬なので、そのエキスを配合した化粧品も総じて高価です。一方、キャロットエキスを配合した化粧品は低価格ですが、夏には活躍できる成分ですので、一度ためしてみてはいかがでしょうか?


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