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 夏は血液がねばねば、どろどろになりやすい季節です。これは日々の生活習慣に因るところが大きいです。
 
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一つは、血液中の水分が少なくなるから。体は気温が高くなると発汗して体温が高くなりすぎないように調節する機能がありますが、汗は血液を濾過したものに近い(血液は血漿という液体に赤血球や白血球といった固体がぷかぷかと浮いている状態です。つまり汗≒血漿)ので、体の血液は水分を失いねばねば、どろどろになってしまう場合があります。
 また一つは、冷房で汗をかく機能が低下してしまうから。汗は分泌される時に、血漿中の不要な物質も一緒に体の外に出します。汗をかくことで血液中が『きれいな状態』に保たれるわけです。けれど冷房のきいた涼しい部屋にいると汗をかかないので、血液を『きれいな状態』にする働きも働かない。こうして血液に不要な物質が溜まっていくわけです。また体が冷えた状態では血管も常に縮んだ状態になり、血をめぐらす代謝も低下して、血液の循環が悪くなります。
 ちなみに、汗をかく習慣がついている人の汗はさらっとしています。ほとんど水です。体からミネラルが失われていないので、こういう方の水分補給はスポーツドリンクを薄めたもの。逆に汗をかく習慣が少ない人の汗は、さらさらではなくべたっとしています。汗腺が鍛えられていない証拠です。汗の中に大切なミネラルが溶け出している状態です。そういう人は濃いスポーツドリンクで失われたミネラルの補給をしないと、熱中症になります。


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