湿滞 身重 しびれ の 命門堂 漢方薬局 の考え方
【主訴】身重左手のしびれ(麻木)
二週間前より風邪をひかれて、身体がすっきりせず、
・鼻水痰が出る?身熱を感じる
・扁桃腺が腫れ口内炎ができて、疲れるとしゃべられない。
・皮膚が痒い・胃が重く腹満で便秘ガスが出て残便感あり
右寸がやや浮渋で上燥主気で外感燥気に当てられている.他は濡に近い滑脈で湿帯の脈証左沈濡で沈取すると渋で湿滞血結と久病で血虚精極
舌は胖嫩で歯痕があり、灰白膩苔満布舌先は紅点充血淤点混在
心下痞硬し臍周囲の圧痛点多数
元来寒湿型の体質に風邪(風寒)にあてられ、寒邪は湿滞を助長し、風邪は相火を煽り湿伏されて、こもっいる身熱と思われ、湿帯伏火の状況で口内炎、扁桃腺腫れの状況となっている。左手のしびれも、一部湿滞からの痰で経絡阻滞してリンパの流れが悪いからと思われる。
漢方的には「風暑寒湿、雑感混肴、気不主宣、咳嗽頭脹、不飢舌白、肢体若廃」の
杏仁ヨクイニン湯とあたりと思われる。
湿滞 身重 しびれ
命門堂漢方薬局 神戸店 (兵庫県神戸市東灘区)
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更新日: 2018/06/08 |