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頭重は脳みそが増えて賢くなったのではないと患者に話をするとよく笑いながら受ける。舌が歯形が生じるくらい浮腫が生じた舌を漢方では 歯痕舌と称して、これで舌苔が白くて舌色が薄いとなれば、濡れた衣服きて 乾かすだけの陽気がないということで、頭重・腹重・腰重・下肢重・多重債務と生じる。
肺は五臓の中で一番高い位置にあり、隔膜の上は清気 下は濁気と重力に応じて住み分けている。 頭部に位置する舌に苔が厚く生じることは 天が暗雲立ち込めているようなもので、すっきりしないのは当然であろう。脈も多くは水まくらに触れるような沈んで空気が抜けてタイヤのような脈でまさしく軟渋で引きずるような脈が多くみられる。

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   28歳 女

<症状>
パニック症候で過呼吸症状があり、頭重で頭頂部が重くかぶさった感じでクラクラしやすい。と同時に視野が狭くなる。左半身の凝り 肩こりは特にあり。動くと息切れ。胸苦しい。立ち眩み。朝方が起きにくい。疲れやすく身体が重い。不安になりやすい。生理の量が少なく二日で終わる。アトピー皮膚炎があり

<舌>胖歯痕 白膩苔
<脈>右寸沈 関尺滑  左 細微弦
<腹>心下水飲 臍左動悸が強く圧痛

夏場の冷たいものと取りすぎで、脾陽の損傷で、気機不暢から心窩部のつかえや脹満腹重を生じて、横隔膜の昇降失調から肺気が降りにくいため過呼吸を生じやすくなった。肌肉には湿滯により身重を感じやすくなり、陽位に湿濁があるため、頭重眩暈を感じやすくなり、湿が下注すれば帯下のオリモノが多くなり腰重や下肢重を生じやすくなる。同時に湿滞が血室に沈滞するため生理量が減る。湿が熱を覆うので湿疹ができやすい。通陽化湿 補肺斂気を中心に漢方対応で改善。

命門堂漢方薬局 https://www.meimondo.co.jp/リンク

男性 67歳

老人性黄斑症 眼底出血 出血周囲に滲出液がたまっているため歪んで見える(眼科医より)
眼科 バリダーゼ ログザット カタン
内科(昭和48年胃潰瘍の既往あり) エクセラーゼ シグマート ガストローム カマグ
トレンタール
《愁訴》夜中に口苦が強くうがいをよくする⇨肝胆鬱熱
上半身の多汗⇨湿熱燻蒸
便秘⇨陽明腑熱 少陽気滞
手掌の熱感発赤⇨邪伏陰分 陰虚火鬱

【望面】暗黒でやや枯煤⇨腎陰虚 瘀血

【舌】紅<絳舌 舌前苔少皺裂紋で深溝 舌後黄やや腐苔 舌裏静脈怒脹し細絡は錆色鬱血
⇨絳舌より熱邪盛んで営陰消耗し邪熱が営血に侵入、舌前は裂紋が深く、苔少で陰液消耗がかなり進んでいる。舌苔は黄色で粗ぞうで少陽腑熱~胃熱痰濁が蘊蒸
舌裏静脈怒脹し錆色細絡鬱血から瘀血が進んでいて紫斑出血を起こしやすい

【腹】肥満 胸脇苦満強度⇨肝気欝結 肝胆湿熱 瘀血
左少腹伏熱が強い⇨厥陰瘀血 ~瘀熱 胸中熱⇨厥陰心包鬱熱

【脈】右 浮洪(弦渋)有力 尺按而緊 左 渋やや硬 右>左
右脈浮洪で陽熱亢盛で胃熱脹悶~右尺緊で腎火灼騰  
   左渋やや硬で血渋で営血耗傷に営血分の瘀熱強い

脈に洪脈がみられ、内熱充溢 して気分では燥熱による白虎湯にみられることがあるが、患者は舌紅絳で営血分に久しく鬱熱があり、舌先皺裂紋で営血が傷耗されていて再び出血傾向で要注意の脈である。
少腹も蒸すように伏熱があり、盗汗や不眠の人にみられ、腎水不足で火逆しやすいので、お酒・煙草は禁忌。
肝胆鬱熱挟湿濁上泛より眼竅に痰濁淤血阻絡や邪熱迫血妄行などにより、眼底に上記疾患を生じたと思われる。

①主 清営透熱兼涼血  ②従 肝胆清熱 養陰化瘀 での対応を考える

血管力

命門堂漢方薬局 神戸店 (兵庫県神戸市東灘区)

朝夕の気温がぐっと下がり肌寒く感じる日が増えてきました。
朝夕は冷え日中は汗ばむ季節です。一日で寒暖の差のあるこの時期に気になるのは、
血管の状態です。血管力の低下のサインを見逃してはいませんか?
疲れを感じやすくなった。肩凝りが酷くなった。腰痛になった。目が疲れやすい。
冷えを感じやすい。息切れするなど 感じたら血管力の低下が原因かもしれません。

血管力とは、血管に柔軟性があり血液をスムーズに流す事のできる力です。
血管が硬くなったり狭くなる事で血液が滞ってしまう状態が動脈硬化です。
血が汚れていたり、ドロドロとして流れにくく、つまりやすい事を中医学では
「お血」といい体の異常のサインととらえます。お血となんらかの関係があるとされる
病気は400種類以上になるとも言われています。この中には、慢性腎炎や糖尿病、
高血圧、高脂血症など代表的な生活習慣病もお血によって起こるとされています。
私たちの体の中には、太さ0.006mmという目に見えない毛細血管が無数に張り
巡らされていて、ひとつひとつの細胞に栄養分を与え、老廃物を受け取る役割を
はたしています。一説によれば、毛細血管の数は、130億本、これをつなげると
8000kmもの長さになると言われています。しかし、一般に血管と言うと動脈や静脈と
いった太い血管を思い浮かべるのではないでしょうか? 西洋医学で血管病の代表
といわれる心筋梗塞も、冠状動脈という太い血管の障害で起こります。脳卒中に
代表される脳血管障害も致命傷になるのは脳動脈という太い血管です。しかし、
中医学の先生はこうおっしゃいます。「太い血管だけ診ていては、本当の予防治療は
できません。心臓病でも太い血管に異常が起こってから対処したのでは手遅れです。
太い血管に栄養を補給するは周囲の毛細血管で、異常はまずこうした場所から
起こるのです。

中医学では舌の裏の血管を診るなどして病気の兆候をみつけている
のです。」 たしかに、お血は血液の質の問題でもあります。高血圧症や狭心症、
心筋梗塞、脳卒中など、病気のあらわれ方はそれぞれ違いますが、その前段階では、
血液に粘りが出るとか、血小板の凝集が亢進するなど血液になんらかの異常が見ら
れます。それは体のどこかに兆候として出てくるもので、脳や心臓に器質的な障害が
出てから対処したのでは、手遅れと言う場合もあります。その前に、毛細血管の
血流が、全身のお血の改善予防のカギを握ると言って過言ではないと思われます。

毛細血管の理想的な形としては、真っ直ぐ伸びたヘヤピン状の毛細血管が、
規則正しく並んでいる状態です。生活習慣や食生活や新陳代謝の低下によって、
血管にねじれが生じます。命門堂漢方薬局では、生薬「丹参」と丹参製薬をお勧め
しています。丹参とは、シソ科の中国産サルビアの根です。生薬丹参には次の薬理
作用があることが確認されています。 血管拡張、血流増加、血圧降下、抗血栓、
血液粘度低下、動脈硬化の予防・改善、抗酸化、鎮痛、抗炎症、抗菌、精神安定。  
血管力が気になる方は、お気軽に御相談ください。
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血管美人参考資料より


漢方的には 弁病とするは「血労」分類で 発症素因は内因は腎虚虚労の延長戦上、
外因は湿熱蘊熱からの暫時、血分に鼠入してきたものと考えました。
病院より寿命は5年、2年以内に輸血でしかしのぐしかないと言われ来局されました。

注意;骨髄異形成症候群(こつずいいけいせいしょうこうぐん、myelodysplastic syndromes; MDS)
とは骨髄機能の異常によって前白血病状態となり、造血障害を起こす症候群。


最初のデーター(2004.5.13) 現在のデーター(2010.7.15)

白血球 2.5↓(3.8~8.5)    →3.8
赤血球 3.00↓(4.00~5.50) →4.10
血色素量11.7↓(13.0~16.8) →15.1
血小板16↓(100~400)      →56↓
    
まで回復され、来局時は病院からはプレドニン5mg ムコスタ錠剤100 
ツムラ補中益気湯エキスが出ていましたが、途中からは検査観察のみ
になった患者です。
発症は61歳(現在67歳) 大学の教授で海外講演が多く多忙。
一年半前より血小板減少、4.5ヶ月前より、
赤白血球も減少。
○○病院で骨髓異形成症候群と診断され予後5年の確立が高いといわれる。
過去網膜はく離で、現在緑内障治療を行っている。胆石から過去胆嚢切除。
口苦が朝方あり、口渇あり、便は緩い 疲れやすい。下肢に紫斑あり。
盗汗あり 睡眠浅い

<面>眼瞼浮腫 やや萎黄(脾虚)

<望>声が高く 多弁(心熱)

<腹>心下痞硬して心下から臍まで動悸が強い。脇下伏熱でムーンと
蒸している(心腎不交、腎虚火逆)

<脈>右 浮弦大 按弱  左浮大で 虚労脈で虚陽浮越で勞極の脈

<手>尺膚軽擦で伏熱 手掌の小丘の赤く鬱血(心経浮熱)

<舌>舌縁絳紫 微黄膩苔満布 (湿熱蘊伏 営血分伏熱)

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こういう営血分に伏熱が強いときは補中益気湯は甘温剤は伏熱を幽閉してしまうので要注意であり、口苦がある状況下では黄耆は注意を要する。まさしく苦味の配合で、
医学衷中参西録の黄耆に知母や玄参の加味で使える。

<治方>清熱涼血兼養陰 清熱化痰
風邪などの罹患で外感伏気で虚労伏熱がすぐ化熱しやすいので注意。
漢方服用後、すぐ反応して夜間が良く眠れる、出血斑がすぐひいた。
緑内障の眼圧が今まで一度もないほど右11左15まで下がる。朝方の
口苦口乾がなくなり、疲れにくくなり、血液検査像はすぐに反応しなかっ
たが、半年後より、血小板が16→38になり赤白血球が少しづつ上がっ
てきて今日にいたる。

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上画面は貝殻状爪で爪面が溝状で肝血不足で生理が3,4ヶ月に一回、生理量が少なく疲れやく、朝が起きにくい
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上画面の写真は鉤爪状で彎曲して肝風血虚で頭脹痛や耳鳴りで上気のぼせを生じやすい症状があります。


東洋医学では爪は肝の栄華なり、で肝は血の蔵で、肝が豊かであれば、血は末端の爪まで満ちて爪面は肌色の血色の良い、縦皺横皺もなく、艶の良い爪が健康的であることを表している。
女性は月経による生理血で、元来「血が少なく、気が多い」と言われ、血虚からの爪に縦筋が多かったり、割れやすくなる患者を多く診ます。「血虚すなわち筋急」で血の潤養が得られないと、筋肉の痙攣が起こりやすく、皮膚の乾燥も起こります。

また肝は筋膜を主るとも言われ、慢性的炎症による筋膜間が乾いてきますと、萎縮して血液リンパの通利を悪くして痛(痺)が生じやすくなります。乾くと萎縮するのが自然の摂理ですので、鎌の刃のような鉤爪も同様です。漢方的には肝風風動(四肢引き攣り、嘔気する眩暈、強い耳鳴、痙攣性頭痛)を生じやすいととらえます。一般病名の脳卒中の中風もこれに類します。
疲れるとあくびがよくでるように、あくびは「欠伸」とかき、伸びを欠き、身が萎縮するゆえ、背伸びしようとして身体は対応します。中風でよく倒れる前に欠伸をよくしていたとか、しゃっくりをよくしていたとかもよく聞きます。しゃっくりも、横隔膜痙攣ですので、筋膜を支配する肝との関係が多いにあります。柿のへたは横隔膜に似てしゃっくりによく用います。
漢方相談されるときは、能があっても、(;一_一) マニキュアで隠さないで爪をみさせてください。


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