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皮膚病の症例
24歳女性
子供の頃からアトピー性皮膚炎で、抗アレルギー剤とステロイド軟膏で治療されていましたが、就職した頃からだんだんと症状が悪くなり、今までよりも強いお薬でないと効かなくなってきたそうです。
ご来局時は、顔・首に症状が強くカサカサし、粉を吹いた様な感じで赤みはそれほど強くありませんでした。
夜間の睡眠中に無意識に掻いていることが多く、寝汗も多い。
体の中から熱が沸いてくるような感じで冷たいものをよく飲む。
また、顔がのぼせやすく手足もほてるとお話になります。

■ 処方後…
慢性化するうちに体の大切な津液を消耗した陰虚(いんきょ)証のタイプです。
陰虚証では、丁度オーバーヒートしたエンジンのように体の内部に余分な熱が発生し症状を悪化させてしまいます。
陰虚証の症状は赤みもありますが、掻いても汁は少なく患部の乾燥感やポロポロ落ちる白い皮膚の薄片が多くなります。
また、皮膚以外の症状では手足のホテリや、のぼせ・寝汗が多く夜間に悪化しやすいというのも特徴です。
この方には、知柏地黄丸(ちばくぢおうがん)を基本とし2種類の漢方処方を組み合わせて服用して頂きました。
7週間くらいで首・顔の赤みや乾燥感が軽くなりだし、現在ステロイド軟膏はほとんど使わなくなられています。

不妊症の症例
34歳女性
29歳で結婚し、3年後に妊娠。しかし、2ヶ月目で流産。その後、排卵促進剤による不妊治療、体外受精も2度試みられましたが良い結果に結びつかずご相談。
お話を詳しくお伺いすると、生理周期は遅れがちで生理日数、出血量共に少なく、経血の色は薄い。基礎体温が35度台で元々低く、高温期も5~6日と短い。疲れやすく、仕事のストレスも多いとお話になられます。

■ 処方後…
この方には、新しい生命を育んでいく気と血の不足と考え気血両方を補う漢方薬に、ストレスからくる気の滞り(とどこおり)を取り除く漢方薬を合わせて服用して頂きました。母体そのものを元気にする栄養素も同時に服用して頂きました。半年ほどで、基礎体温が上がってくると共に高温期が10日間ぐらいとなり、きちんと維持できるようになってこられました。その後、妊娠までは服用開始から10ヶ月ほどかかりましたが無事に元気な女の子をご出産されました。

不妊症の症例
33歳女性
元々冷え性で疲れやすいタイプ。結婚後6年間妊娠できず、不妊治療にも通われていました。その間、一度だけ妊娠しましたが3ヶ月目に流産。精神的にも肉体的にも疲れきってしまっているとご相談。
詳しくお話をお伺いしてみると、冷え性が強く頭痛もち。特に足腰の冷えが強く冷えると排尿回数も多くなる。また、夜間も排尿で眼を覚ますことが多い。高温期も短く、凄く疲れやすい。

■ 処方後…
この方は、子宮や腎が冷え、生殖機能が低下する腎陽虚(じんようきょ)証である為、腎を温める漢方薬と栄養素の服用を続けて頂きました。服用後は体が温まった感じで体力が湧いてきたような感じがすると話されていました。
妊娠までは9ヶ月かかりましたが、無事に元気な男の子を出産されました。

生理痛・膀胱炎・むくみの症例
38歳女性
浮腫みと冷え症でご相談。手足が重たくむくみ易い。特に腰から下は冷えてむくみ易く、腰に何かくっ付いている様に重たく鈍痛を感じることもある。むくみ易いのにトイレの回数は人よりも多く、夜は必ずトイレに行きたくなり目を覚ます。寒い時期は布団の中でもなかなか温もらず本当につらいと話されます。

■ 処方後…
気の減少が進むと陽虚(ようきょ)という状態を起します。陽虚になると新陳代謝が低下した状態で疲労はもちろん冷えやむくみ等を起し易く、トイレの回数が増えたり夜間尿等の尿の問題も起し易くなります。
この方には胃腸が弱いこともあり、理中湯(りちゅうとう)と玄武湯(げんぶとう)を服用して頂きました。
2週間後の確認では、体の中からポカポカしている感じで手足が軽くなっていると嬉しそうにお話になります。

生理痛・膀胱炎・むくみの症例
49歳女性
手足が凄くダルイとご相談に来られました。朝起きた時と、夕方位になってくると浮腫みが酷くなり、手足の先が冷たい感じがする。体も重たく感じることが多く、頭には常に何か被っている感じがあり、頭重感がある。食欲はあるが、食後に胸焼けの様なムカツキ感があり、胃が重たく感じる。又、食後は異常に体がだるく眠たくなることがよくある。又、口の中がいつも粘っている様で気持ちが悪いと話されます。

■ 処方後…
体に溜まってしまった余分な水分を湿(しつ)と呼びます。湿の特徴は重たくネバネバです。丁度雨に濡れた洋服を常に身にまとっている様な感じです。又、湿が溜まると正常な気の流れが邪魔され体が重たく疲れ易くなります。湿が上部に溜まると頭重感や目まいの原因となり、胃に溜まると吐き気やムカツキを感じます。口の中のネバネバ感も湿が原因の事が多いです。
この方には、参苓白朮散(じんれいびゃくじゅつさん)と玄武湯(げんぶとう)を服用して頂きました。
服用後は徐々に体が軽くなった様で夕方からの浮腫みも感じなくなっていると話されます。

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