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女生徒 中学生 2016・8・12
訪ねて来てくれたときに、おばあさんに聞いていたより随分と症状が悪いのに驚いた。おばあさん家族は10年位前から頻繁に車で30分かかるところからやってきてくれて、多くの病気を漢方薬で世話をしている。孫のことは口に出しにくいのだろうか、もっと早くやって来ていればと思った。というのは皮膚病変もかなり深刻で象さんの皮膚のように硬く盛り上がっているし、いたるところが色素が抜けている。皮膚科を何軒か回ったみたいだが、根本療法をしないから何軒回っても同じことだ。どこかの皮膚科で食事療法を教えてもらったみたいで、恐らくそのせいで随分と小柄だ。又長年苦しんだせいか、とても暗くて会話もしない。僕は恐らく医療者に信頼を失っているのだろうと思って「おじちゃんが君を治せなかったら責任を取って薬剤師を辞めてジャニーズに入る」と約束をした。その時初めて笑顔がこぼれて、僕はかなり改善してもらえると思った。案の定、2週間漢方薬と入浴剤、そして自家製の漢方薬軟膏で、本人曰く7割治った。確かに、掻いた跡は全くなかったし、象さんの皮膚の部分がかなり面積が縮小していた。そして僕が一番嬉しかったのは、言葉が増えたこと。そして帰るときに振り返ってお辞儀をしてくれたこと。孫みたいな子供が、そしてこれから何十年と生きていく子供が、あんなに暗いのは気の毒だ。毎日の痒さ、人の視線から解放されたらどんなに幸せだろう。


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