病院で子宮の内膜が薄いとか、最近生理の量が減ってきたなんていうお悩みはないですか?
これは体の中の血液不足。中医学では「血虚」と呼んでいます。
中医学では「血(けつ)」は単純な血液だけでなく、体に必要な栄養を含めて考えます。血虚体質の人は、これが足りていない状態です。無理なダイエットや睡眠不足、食生活の偏りなどでなりやすく、ひどくなると貧血や精神失調を起こす方もいます。
こんな方への食事は栄養の吸収力が弱いので一度にたくさん食べず、多種類の食品を何度かに分けて食べましょう。
「血」を補うために色の濃い食品、たとえば、ドライフルーツ、黒豆、黒ゴマ、ヒジキ、黒きくらげなどを取り入れてみましょう。
「血」を補う作用の強い、レバー、牛肉の赤身、まぐろ、かつおなどの動物性たんぱく質もおすすめです。
日常生活では睡眠に気をつけましょう。夜の22時~2時の間にできるだけたくさんの睡眠をとれるようにしましょう。就寝前の1~2時間はできるだけリラックスした時間を過ごすことも大事です。あまり体力がないので、激しい運動ではなく、全身をほぐすストレッチやヨガ、太極拳など疲れが残らない程度の運動を取り入れましょう。
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更新日: 2018/06/20 |