近年、西洋医学の不妊治療の発展は目覚ましく、その成果は不妊症で悩んでいた夫婦の悩みにこたえています。
しかし、その一方で、体外受精、顕微授精、ホルモン治療など、体への負担が少なからず有る事は否めません。
しかし、同じ不妊治療でも周期調節法なら、体が本来持っている力を尊重する中医学理論に基づいていますから、体の調子を整えながらホルモンの分泌を無理なく最大限活発にすることができるのです。
ここが西洋医学のホルモン療法と大きく違う点だと言えるでしょう。
春、長夏(梅雨)、夏、秋、冬と季節が違うように、個人の体質にもさまざまな違いがあります。それを分析して、その人にあった治療法を考えるのが周期調節法です。
西洋医学の不妊治療は高度医療を駆使して受精、着床させることが目的ですが、中医学は赤ちゃんの育つ母体の環境を整えることで妊娠可能な身体になることが目的と考えます。
身体のリズムを整える中医学によって、西洋医学で行われる体外受精の成功率や受精卵の着床率も高められます。
まさに中西結合医療である周期調整法は合理的な不妊治療法です。