こんにちは。今回は更年期の予防、治療法についてです。
更年期の治療というとピルを服用することを考える方が多いと思います。
しかし、ピルを服用することによって副作用にお悩みになる方も多いです。
漢方の考え方では、更年期のベースには腎虚というものがあります。
以前のお話しで腎は女性は7の倍数で変化するというお話がありましたが、西洋医学的にも35歳を過ぎると原子卵胞が急速に減っていくという事実があります。
身体の血流量は決まっていますから、どこを優先して血液を送るかといえば、脳や心臓、肝臓など、命に直接関係する器官です。命に直接関係しない腎(卵巣や子宮)などは二の次となり、血流量が下がって器官は退化、つまり萎縮していきます。
補腎薬を使用することで卵巣機能を回復を図るのが漢方での更年期の治療の基本です。
しかし、それだけではなかなか効果を感じれない人もおります。
更年期の治療においてはもう一つ大事な治療法があります。
それについては次回お話しします。
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更新日: 2019/04/05 |