女性にとって恥ずかしくて言えないものの、意外と多いお悩みの尿漏れ。
これは出産によるものも大きいですが、それ以外でも骨盤底筋の筋力が弱くなる方もいます。
骨盤底筋とは子宮や膀胱などの内臓を支える、骨盤の底にあるネット状の筋肉です。重力に逆らった状態の筋肉ですから、筋力が低下すると尿漏れが起こりやすくなるのです。さらに緩みがひどくなると子宮が出てきたり、膀胱脱になったり脱腸になったりして、手術が必要になる人もいます。
軽い人だとくしゃみをすると尿がもれちゃう程度ですが、いずれにしても気持ちのいいことではありませんよね。
中医学ではこのような状態を「中気下陥(ちゅうきげかん)」と言います。内臓(中焦)の気(エネルギー)が不足してくると下焦も下がりだすと考えます。骨盤底筋が弛緩するのもこれが原因ということです。
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更新日: 2019/06/21 |