妊活をされている多くの方が気にされるのは、卵子・精子の質のことです。
実はこの卵子・精子の質に関わるのは「ミトコンドリア」の数や状態だと言われています。ミトコンドリアという言葉は理科の授業などで、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。でも、ミトコンドリアについて知らない人もけっこういるのではないでしょうか。まず、それを簡単に説明しますね。
ミトコンドリアとは、生物の細胞1つ1つの中に存在する細胞小器官の1つです。もちろん卵子も細胞なので、卵子の細胞内にもミトコンドリアが存在しています。ミトコンドリアは卵子の質と大きく関係しているため、ミトコンドリアの数が減ったり、働きが弱まると卵子の質が下がってしまうのです。
では、ミトコンドリアを壊すのはなんでしょうか?
それは、活性酸素だと言われています。活性酸素は体の代謝過程で自然に発生するもの。つまり、酸素を吸えば必ずできるものなのです。
活性酸素は身体を守る働きを持っていますが、毒性が強く、体内の細胞を酸化させることで老化やさまざまな病気を引き起こす原因にもなると言われています。活性酸素は身体に必要なものであるけれど、増えすぎると害になってしまうのです。
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更新日: 2019/07/05 |