今回はこのテーマの最後の回になります。
前回のお話しからの流れで副交感神経を活発化する方法からお話しします。
まずは、寝る前にテレビ・パソコン・携帯電話などの画面を見ない、軽いストレッチ程度の運動はいいが激しい運動は避ける。熱い湯船につからない、激しい音楽は聴かないなど、神経を和らげ、体もリラックスさせることです。
もちろん、バランスのとれた食事、早寝早起きの規則正しい生活なども欠かせません。
このような日常生活に気を付けることを東洋医学では「養生」と言います。今よりもより積極的に健康になるための方法が「養生」なのです。
多少の個人差はありますが、更年期は女性の閉経前後の5年間、つまり約10年間のことで、だいたい45-55歳ぐらいの期間。女性ホルモンが減少することによる身体的影響だけでなく、さまざまなことが変化する更年期。
平成27年の日本人女性の平均寿命は87.05歳ですから、更年期から30年以上の時間があるのです。
この更年期をいかにうまくケアすることによって、残りの30年が大きく変わると言っても過言ではないでしょう。
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更新日: 2019/07/22 |